2020年11月9日月曜日

トークイベント『風景と音楽』



スズキコージさんとトークイベントのお知らせ。
昨年の11月、熊本県山鹿市でコージさんと一緒にライブペインティングで描いた大きな絵。その時の絵を完成させるために今年も山鹿へ向かう。11月28日〜29日の滞在中、時間の許す限り絵の続きを描いて完成させる予定。28日の夜にはトークイベントを行う。

コージさんと僕は、同じ静岡県浜松市の生まれ。しかし、歳は25も離れている。大先輩であるコージさんと僕では、見てきた風景も、生きてきた時代の雰囲気もかなり違う。バックグラウンドで流れていた音楽も。僕も音楽は好んで聴いてきたけれど、コージさんの音楽の情報量にはいつも圧倒される。それでも、一緒に音楽を聴いていると重なる部分もあったりして、とても愉しい。

トークイベントでも、音楽を通じて、絵を通じて、それぞれが見てきた風景を交わすことができたら。そんな夜になればすごく愉しいだろうな。LPサイズのフライヤーはそんな想いを込めてデザインした。

ライブペインティングは屋外で行い、トークイベント会場となる天聽の蔵は元・酒蔵の広い空間で十分な換気もいたしますが、マスク着用・検温・消毒などのご協力をお願いします。(当日、体調の優れない方はご遠慮ください)



スズキコージ+植田真『風景と音楽』
二人の絵本画家が見てきた風景とその背景に流れていた音楽のはなし

日 時| 2020年11月28日(土)18:30-20:30
会 場| 天聽の蔵(大蔵)   熊本県山鹿市山鹿1392
参加費| 1000円(18歳以下無料)
申 込| 風吹きからす・大坪恵理子 080-2708-5978 ショートメールまで
主 催| 絵本とおはなし  風吹きからす
後 援| 山鹿市教育委員会



 

2020年10月22日木曜日

ライブペインティングのおしらせ


顔にあたる風にすっかり秋を感じるようになってきた。先日も家族で散歩中、ふと見上げた木々たちが秋のトーンになっていて、乾いた風のなかで気持ち良さそうにゆれていた。今年はいつもと様子が違うけれど、それでもめくるめく季節の変わり目は、新しくやってくる気配にほんの少し期待をこめてどきどきとする。


お知らせ。

11月3日(火・祝日)、「クレマチスの丘」で開催されるオータムフェスティバルにて、ライブペインティング(+即興演奏)をします。「クレマチスの丘」には、何度か足を運んでおりますが、美術館での展示はもちろんのこと、庭園散策や木々に囲まれた道を歩くのもとても気持ちがいい。いつも充実した時間を過ごすことができます。オータムフェスティバルでは、花かんむりをつくるワークショップやバラをイメージした暖かい紅茶を楽しむことができるようです。気持ちのよい風を感じる季節、ご都合よろしければ、ぜひ。


日 時| 2020年11月3日(火・祝)13:00-15:00
会 場| ヴァンジ彫刻庭園美術館 下部庭園
料 金| 美術館入館料のみ必要(高校生以上)

*参加には、ヴァンジ彫刻庭園美術館の入館料が必要となります
*感染症対策を行っております。ご来場の皆様はマスク着用をお願いいたします
*混雑状況により、入場制限を行う可能性がございます













2020年10月17日土曜日

illustration誌にて「nakaban + 植田真」特集

illustration No.228 にて「nakaban + 植田真」特集をしていただいた。

20代前半にTHE CHOICEに応募したことがきっかけで、僕はいま絵の仕事をしている。気づけば、あれから20年以上が経つ。なかなかの時間なので、その全てを語ることは難しい。話せていないこと、紹介できていない仕事がとてもたくさんあるけれど、その20年を超える過程の上で創りつづけてきたもの、出会ってきた人たち、そういう様々なことが結びついて、いまの僕がいる。それらが繋がって、今こういう絵を描いている。そういう内容になったのではないかなと思う。

取材にはイラストレーション編集部の岡さんが担当してくださった。僕の作品を学生の頃から見てくれていて、その上でとても丁寧に取材を進めてくれた。

ありがたく嬉しいコメントをいただいた、詩人の斉藤倫さんとブックデザイナーの名久井直子さん、西荻窪ウレシカ、作品提供してくれたシーモアグラスの織衣さん、お仕事ご一緒させていただいた多くの方々にご協力いただきました。

5月に出版された絵本『りすとかえるとかぜのうた』への過程や、今考えていること、ここ10年のことを中心に、装画の仕事、ライブペインティングの絵やレコジャケ作品、神戸での暮らしなど、これまで僕なりにこつこつとやってきたことを、このように取り上げてくれたことが本当に嬉しいなあと思う。

そして、今号表紙も担当されたナカバンさん。ナカバンさんとは西荻窪ウレシカでの二人展をきっかけに親しくなり、ライブをしたり、画集や絵本を一緒に作ったりしてきたけれど、会うたびにいつも刺激をもらっている。ナカバンさんの記事は、絵に向かう姿勢・哲学が垣間見れてとても良い記事だった。それに加えて、これまでのさまざまな作品や仕事もたっぷりとみることができる。

ナカバンさんと会って話をしていると、僕ももっともっとたくさん絵を描きたいなあ、という気持ちになる。またなにか一緒にできたらいいな。

さて、今日は朝から雨の一日。本来なら、こどもとでかける予定で朝の5時半に目覚ましで起きて仕度をしたけれど、秋の冷たい雨がやむ気配もなく、残念ながら中止に。

夜は、つい一昨日くらいに描き上がった装画・挿絵の仕事の最終確認&仕上げのためにすこし時間がつくれたらいいな。あとちょっと仕上げが残っている。最後まできちんと取り組みたい。

2020年8月21日金曜日

りすとかえるのすれちがいグラス



りすとかえるグラスに新しい絵柄ができました。
グラスに注いだ水がレンズの役割となり、
りすの裏側に描かれたかえるが水の中で大きく泳ぐデザインとなっております。

かえるがいなくて船の上で寝てしまうりす、
そうとは知らずに呑気に泳いでいるかえる。

絵本『りすとかえるとかぜのうた』での
りすとかえるがすれ違う場面を描いた
「りすとかえるのすれちがいグラス」。
現在のところ URESICA(東京)とnowaki(京都)にて
お取り扱いいただいてます。

まだまだ暑さ厳しい季節、
「りすとかえるの旅グラス」と合わせてぜひ。



 







2020年6月10日水曜日

りすとかえるの旅グラス



りすとかえるの旅グラスができました。

ビール、炭酸水、ジュース、ワインなど
これからの暑い季節、りすとかえるのふねを浮かべながら
喉をうるおすのも楽しいかも。

こちらは、明日からウレシカではじまる
「りすとかえるとかぜのうた」原画展で販売開始されます。


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植田真「りすとかえるとかぜのうた」原画展
2020年 6月11日(木)~22日(月)
休み(close):16日(火)、17日(水)
営業時間(open):12時~19時

植田真(うえだまこと)新作絵本『りすとかえるとかぜのうた』(BL出版)
原画の展示と、描き下ろし作品の展示販売、新作グッズ、
サイン入り絵本(新聞特典付き)の販売をいたします。

<サイン本予約> 


URESICA
〒167-0042
東京都杉並区西荻北2-27-9
TEL:03-5382-0599


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会期中、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、
ウレシカでも対策をとってくださってます。
予約方法やご注意いただきたいことなど、
まずは、上記リンク先をお読みください。

また、オンラインショップでも
サイン本、グッズなど、順次、取り扱っていただく予定ですので、
遠方の方はそちらをご利用いただけると幸いです。

ご面倒おかけしますが、どうかご協力お願いいたします。




2020年5月24日日曜日

新聞「旅にまつわるいくつかのこと」



新聞「旅にまつわるいくつかのこと」

・まだしたことのない旅のはなし
・旅と音楽
・旅と本
・人の旅

新刊絵本『りすとかえるとかぜのうた』(BL出版)発売を記念して
上記4つの書き下ろしコラムが読める新聞を発行しました。
現在のところは、ウレシカで絵本を予約もしくは購入してくださった方に
特典として付きます。

表面はポスターになっています。
読んだあとは壁に貼るも良し、
ラッピングペーパーとして使うも良しです。

絵本『りすとかえるとかぜのうた』を読み終えて、
珈琲豆を挽き、お湯が沸くのを待つあいだ
テーブルの上に広げて読んでもらうのを
(勝手に)イメージしています。



サイズ:A2
用 紙:再生紙




2020年5月20日水曜日

新作絵本『りすとかえるとかぜのうた』



新しい絵本のお知らせ。

『りすとかえるとかぜのうた』
うえだまこと 作

BL出版/デザイン・中嶋香織


いちども旅にでたことがないけれど、
いつも旅の話をしているりすとかえる。
ふたりを見守るように歌う風。
ちいさなふたりのある日のはなし。


おおきなものにつつまれた、ちいさな存在。
ささやかだけれど、大切なこと。
この絵本は、こどもと一緒にいるなかで、
じっくりじっくりと作ってきた。
僕にとって、そういう時間でなければ作れなかった絵本だと思う。


そして、
今後はこどもに向けた絵本はひらがなにしようと思い、
著者名を、ひらがなでの「うえだまこと」にしました。
漢字と何が違うかってそれほど大きな違いはないかもしれませんが、
自分の気持ちみたいなところです。

装幀やイラストレーションの仕事などは、
これまで通り「植田真」でいきます。


昨年の夏、この絵本の絵を描いている時には
まさか、このような世の中になるとは思いもよらなかった。
しかし、こういう時だからこそ、読んでもらえたらうれしいです。




【原画展のおしらせ】

植田真「りすとかえるとかぜのうた」原画展
2020年 6月11日(木)~22日(月)
休み(close):16日(火)、17日(水)
営業時間(open):12時~19時

植田真(うえだまこと)新作絵本『りすとかえるとかぜのうた』(BL出版)
原画の展示と、描き下ろし作品の展示販売、新作グッズ、
サイン入り絵本の販売をいたします。


〒167-0042
東京都杉並区西荻北2-27-9
TEL:03-5382-0599




ご来店にあたってのお願い


新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、
ウレシカでも対策をとってくださってます。
予約方法やご注意いただきたいことなど、
まずは、上記リンク先をお読みください。

また、オンラインショップでも
サイン本、グッズなど、順次、取り扱っていただく予定ですので、
遠方の方はそちらをご利用いただけると幸いです。

ご面倒おかけしますが、どうかご協力お願いいたします。