2014年12月22日月曜日

眼鏡 メガネ めがね


眼鏡のおしごと。
アイウェアブランド、iroum by JUJUBEE の立ち上げに伴い
イメージビジュアル&ロゴデザインを担当した。

ブランドデザイナーの小原さんからは、イメージしている世界観、
(「街」「言葉」そして「バックグラウンドに流れている音楽」などなど)
一見めがねとは関係ないように思えるものたちを素材に挙げてもらって、
それらを共有しながら制作した。
こういうイメージ共有方法って、「好きなもの」の話をしている部分も
大きくあって、可能性も広がるし、なにより楽しい。 

ツル部分にロゴ、ケースは水彩のテクスチャが生かされて、
眼鏡クロスはイメージビジュアルと共通のデザイン。
どこかで見かけたらぜひ手に取ってみてください。

暖かくなってサングラスをかけて出かけるのがたのしみだ。
だいぶ先だけど。



    



JUJUBEE

iroum by JUJUBEE 


2014年12月12日金曜日

個展のお知らせ



すっかり冬、ずいぶんと寒くなった。
数日前まで鮮やかに色づいていた木々も乾いた葉を落としている。
今年最後の月も、もう半ばにさしかかろうという頃 。

秋のはじめ頃からとりかかっていたもの、現在、校正〜印刷へという段階。
今はまた次のフェーズに向かって制作の日々。
年が明けてからお目見えの予定。

まずは、展示のお知らせ。


< 植田真 個展 / 旅路の音楽 >

2015年1月5日(月)〜31日(土)
11:00~20:00 最終日19:00まで/木曜定休




新年早々です。
どうぞよろしくお願いします。



2014年11月1日土曜日

あおいしおり



ジュンク堂梅田店でのトークイベントに
ご予約いただいた方へのお土産を用意しました。

「あおいしおり」です。

それでは、11/3に。






<植田真+小野明 トークイベント(+サイン会)>

場所 MARUZEN&ジュンク堂書店・梅田店 7階 salon de 7
日時 2014年11月03日(月・祝)15時から
イベント終了後、トークイベント参加のお客さまからサイン会をいたします。

定員 30名(要予約)サイン会のみ100名(要予約)
予約方法 MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店1階レジカウンター、
またはお電話にてご予約承ります

お問合せ先 MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店
電話番号:06-6292-7383
営業時間:10時00分~22時00分






2014年10月20日月曜日

トークイベント&原画展のお知らせ


ジュンク堂梅田店で絵本「おやすみのあお」の原画展が開催されます。
原画展開催中の11/3(月・祝)には、今回の絵本のデザインをお願いした
小野明(羽島一希)さんと一緒にトークイベントをします。



<植田真+小野明 トークイベント(+サイン会)>

場所 MARUZEN&ジュンク堂書店・梅田店 7階 salon de 7
日時 2014年11月03日(月・祝)15時から
イベント終了後、トークイベント参加のお客さまからサイン会をいたします。

定員 30名(要予約)サイン会のみ100名(要予約)
予約方法 MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店1階レジカウンター、
またはお電話にてご予約承ります

お問合せ先 MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店
電話番号:06-6292-7383
営業時間:10時00分~22時00分


<「おやすみのあお」原画展>
2014年10月27日(月)~11月09日(日)
場所 MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店 7階 salon de 7

詳細




また、小野さんとは先月、絵本ナビでの対談インタビューもありましたので、
今度の トークイベントでは、さらに踏み込んだ話に展開しそうな予感もします。

絵本ナビ 対談インタビュー


2014年9月23日火曜日

ひとまず幕は下ろされた


9月19日、塩屋・旧グッゲンハイム邸にて、ライブ。
(上の写真はライブ前の準備風景)

共演したusaginingenさんのオリジナルの機材は美しく、
パフォーマンスもすばらしかった。

nakaban+植田真は、小豆島→東京→神戸、とライブをしてきたが
毎回毎回、絵も音も違う。それぞれ違う展開をし、違う気配を生んだ。

旧グッゲンハイム邸のみなさま、usaginingenさん、見に来てくださった方々、
そして、nakabanさん。どうもありがとうございました。


それから、本日(22日)をもって西荻窪ウレシカでのnakabanさんとの2人展、
「夜明けまでにはまだ時間がある。」が終了。

nakabanさんと僕で作った一本の流れ。
一人ではできなかったこの流れの中で、見つけたもの、これから探すものがある。
だが、ひとまず幕は下ろされた。

最後まで見守ってくれた西荻窪URESICAの鎌田さん小林さん、
そして、見に来てくださったみなさま、本当にありがとうございました!



2014年9月21日日曜日

『おやすみのあお』原画展のおしらせ


自作絵本『おやすみのあお』の原画展が、池袋リブロで開催されます。
サイン本も少し用意ございます。
ご覧いただけるとうれしいです。


9月22日(月)~10月5日(日)

西武池袋本店書籍別館 わむぱむギャラリーにて

お問合せ/リブロ池袋本店 TEL:03-5949-2945

http://www.kosei-kodomonohon.com/information/post-20.html

2014年9月8日月曜日

夏の記憶と秋のはじまり


遠くの方でかすかに蝉の声がきこえるが、夏は終わり、秋がはじまった。

この夏はいろいろな場所に行き、人に会い、話をした。
めまぐるしく時間が流れたが、それぞれが濃い時間で
僕の記憶はだいぶ更新されたような気がする。

そんな夏のある時期、アトリエに籠って制作していた作品たちが
現在、西荻窪ウレシカにて展示中。
nakabanと植田真による「夜明けまでにはまだ時間がある」。
9月22日まで。
楽しんでもらえる展示になったと思うので是非見てください。

搬入展示、オープニング、ライブイベント、and more。
ここでも様々な人に会い、話をした。

交わした言葉の断片は、また何かと結びついて
新たなきっかけを生み、姿を変えて行くだろう。

暑さも和らぎ、この季節の狭間にて、
大きな試みであった作品の制作も終え、一区切り。
僕もひとまずここで呼吸を整えて、次のフェーズへと向かいます。

そして、一昨日のウレシカでの、西荻窪Vアンダーグラウンド的な
ライブも記憶に新しい、僕とnakabanくんとの旅はまだ続きまして、
次は9月19日、神戸・塩屋の旧グッゲンハイム邸にて、幻灯ライブ。

乞うご期待!

2014年8月25日月曜日

usaginingenと画家と夜の映画館

 


小豆島、東京と続くnakaban + 植田真 の幻灯ライブが
神戸、旧グッゲンハイム邸で行われます。

旧グッゲンハイム邸は、神戸・塩屋にある西洋館。
塩屋は、海と山が近く、細い路地のたくさんある古き良き町。
そんな塩屋のシンボルのように建つ旧グッゲンハイム邸。
こういう場所でライブできるのは本当にうれしい。
http://www.nedogu.com

対バンは、こちらも映像と音楽、
ドイツ・ベルリンを拠点に活動し、
9月から全国ツアーがはじまるusaginingenさん。

夜のはじまり、秋のいりぐち、光と影、
そして、音楽と映像に彩られる西洋館で
面白いライブになると思います。
大人のみなさん、こどものみなさん(中学生以下は無料)、
どうぞよろしく。


>>>

「usaginingenと画家と夜の映画館」

 act:
 
usaginingen

 nakaban+植田真

 日時:2014年9月19日 (金) open 19:00 start 19:30

 会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)

    〒655-0872 神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17

 料金:予約 2,000円 当日 2,500円(中学生以下は無料)

 主催:usaginingen

 共催:塩屋音楽会


 予約・問い合わせ:旧グッゲンハイム邸


 TEL : 078-220-3924 FAX: 078-202-9033

 E-mail : guggenheim2007@gmail.com

 * ご予約送信の際に、ご希望の鑑賞日、お名前、電話番号、枚数を明記下さい。

  こちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。


その他の詳細はコチラ





2014年8月20日水曜日

つきが いちばん ちかづく よる


新刊絵本のおしらせ。

竹下文子 作 / 植田真 絵
岩崎書店


「雨ふりマウス」以来となる竹下文子さんとの絵本。

雨ふりマウスが出版されたのが2000年だから、
14年ぶりにご一緒させていただいたということになる。
雨ふりマウスは、僕が児童書の仕事で一番はじめに携わった本。
絵本ではなく読み物なのだが、児童書の仕事をするきっかけに
なったような本だ。
時間が経ち、再び一冊の本を作らせていただけるというのは本当に嬉しいこと。

「つきが いちばん ちかづく よる」は、猫が登場する絵本。
リズムを刻むように、猫が軽やかに歩いているように、テンポのよい言葉。
月の光もうつくしく、だんだんと秋の気配が漂いはじめてきたこの頃、
手に取っていただけると嬉しいです。

2014年8月19日火曜日

仮面行列 後記


スズキコージさんと一緒に行った熊本と佐賀での仮面行列を無事終えて帰宅。

山鹿(熊本)での仮面ワークショップは、
酒蔵として使われていた天聽(てんちょう)という蔵で行われた。
コージさんとライブとトークののち、仮面作り。
参加者のみなさんは、自分の面をがしがし作っていて大盛況だった。

夕暮れ近くなる頃、作った仮面をかぶって、
お祭りの熱気に湧く山鹿の町を練り歩く。
山鹿は、八千代座をはじめ、昔ながらの家や建物がまだ多く残る
とても雰囲気のある町並み。

夜は、夏の闇を山鹿灯籠が妖しく美しく舞っていた。



佐賀でのワークショップもコージさんのろうけつ染めが天井から
たくさん垂れ下がり、鳴り響くジプシー音楽に乗って
参加者みな夢中になって仮面作りをしていた。

そして、出来上がった仮面をかぶって、
子どもの本の専門店「ピピン」までパレードし、
仮面行列はフィナーレとなった。


その後、ご好意で蓮池のお堀で船に乗せてもらったのだが、
船を漕ぐ水の音と、風にのって漂う蓮の薫りがとても心地よく、
まるで映画のような美しい夕暮れの時間だった。



3日間、天気予報では雨だったけれど、
見事、雨をくぐり抜けるように天気に恵まれ大盛況で終えた。
来年で10年を迎えるこのようなイベントが、
いつまでも続いたら楽しいだろうと思うのだけど、佐賀は今年で最後。
そして、熊本は来年で最後とのことで、とても残念。
しかし、このような動きは、また何か次へのアクションのきっかけに
なるのだと思う。
そういう強いものを九州の人たちとの時間で感じた。
そして、その流れの中に加わることができて光栄だった。


さて、最後になりましたが、
サポートしてくださった江藤さんをはじめ風吹きガラスのみなさま、
子どもの本屋ピピンのみなさま、その他スタッフのみなさま、
山鹿&佐賀でお世話になったみなさま、そして、コージさん、
本当にありがとうございました。

それでは、またお会いする日まで。

2014年8月13日水曜日

9月の展覧会のおしらせ


9月の展覧会のおしらせ。
小豆島でご一緒したnakabanくんと2人展。
東京・西荻窪のURESICAにて。

2人展って、なかなか難しいからそうそう簡単にはできないけど、
今回は縁あって、やらせていただくことになりました。
この企画が決まった当初はどうなるのか予測もできなかったけど、
今では、すっかり楽しんで準備にとりかかってます。

2人展ならではの展示になればと思ってます。


>>>

nakaban / makoto ueda 
夜明けまでにはまだ時間がある。

2014.9.4.thu 〜 22.mon
open 12:00 〜 20:00
会期中、火曜休み

>>>

9月6日(土)17時〜、小豆島でも行った幻灯とギターのライヴ、
「遠い町の食堂で聴いていたラジオのように」も行います。
※現在キャンセル待ちのようです。ウレシカ電話:03-5382-0599


ウレシカ
東京都杉並区西荻北2-27-9
TEL:03-5382-0599

仮面でパレード!


あいかわらずの暑い日々。
イベントのおしらせ。

8月16日&17日、スズキコージさんと熊本&佐賀で仮面行列。
(16日は熊本・17日は佐賀)
みんなで仮面をつくってパレード。

16日、熊本(山鹿)では山鹿灯籠というお祭りがあるそうで、
女性が灯籠を頭にのせて街を舞い踊る、代々続いているお祭りだそう。

子どもの頃は、夏休みとなれば花火大会があったり、
毎晩お祭りの太鼓の練習があったり、新しい半被をおろしてもらったり、
夏祭りの存在感というのが日常の中にかなり強くあった。

東京に出て、地元の祭りから離れてそういう感覚が薄れてしまったたけれど、
夏になると、どきどきしてしまうのは、やはりあの頃の印象が記憶の中に
強くあるからだろうな。

というわけで、パレードありお祭りありで、
暑そうだけど、夏ならではのこの感じ、楽しみたいと思います。


>>>


<仮面行列イベント詳細>
8月16日(土)13:00~17:00
天聽の蔵 大蔵にて
参加費 1,000円(親子で1つの仮面を制作。仮面1つ追加につき500円)
 
持ってくるもの:ふで、パレット、はさみ、ひも、布など仮面につけたいもの

申し込み方法:FAXにて住所・参加者氏名・子供の年齢・電話番号を記入のうえ、
風吹きからす(0968-43-0874)まで

          
https://www.facebook.com/tenchounokura



2014年8月5日火曜日

小豆島記


nakabanくんとの小豆島でのライブも無事終えて帰宅。
はげしく降っていた雨も、イベント前にはやんで
予定通り外での上映&演奏となった。

夏の夕暮れから夜へと移る、夏特有のあのわくわくする時間帯から
気づけばすっぽりと夜につつまれていた今回のライブイベント。
目の前に映し出されるnakabanくんの絵と、外ならではの光の変化と、たまに通る人や車。なんだかみんなで昔の映画を夕涼みがてら見ているような親密な時間だった。

蔵の白壁に映し出されていくnakabanくんの絵は、
くるくると表情を変えるたびに記憶のいろいろに繋がって、
とても心地よかった。

僕は、とても好きな旅の記憶のひとつ、
グラナダの小さな広場で聴いた、地元学生の吹奏楽団の演奏会を
ふと思い出したけれど、これってまさにnakabanくんが付けた
今回のイベント名「遠い町の食堂で聴いたラジオのように」みたいだな。
旅を多くしているnakabanくんが醸し出す特有の空気感が絵からも伝わってくる。

さて、nakaban くんとのライブは、9月6日に東京・西荻窪ウレシカ、
9月19日、神戸・塩屋の旧グッゲンハイム邸へと続く。
また近々情報上げていきます。


島滞在中、雨が多かったけれど、そのおかげで涼しくもあった。
島を巡ったり、お祭りをみたり、樹齢1000年のオリーブの大木を見たり、
散歩をしたりと充実していて楽しい、はじめての小豆島だった。

最後になりましたが、
島に降り立った時から島を出る時までお世話になりました柳生照美さん、
運営してくださった磯田さんをはじめメイパムのみなさま、
滞在中、島を案内してくれたサウダージ・ブックスの浅野さん、
そして、nakabanくん。
本当にいろいろとお世話になりました。
ありがとうございました。


2014年7月22日火曜日

おやすみのあお


















暑い日が続いています。
ここのところイベント関連のお知らせが続いていましたが、
新しい絵本のお知らせ。

おやすみのあお

自分の絵本はすごくひさしぶり。
もう本屋さんに並んでいるころだと思います。
手に取っていただけたらうれしいです。


その他情報はコチラでも。


2014年7月14日月曜日

遠い町の食堂で聴いていたラジオのように

先日もお知らせした小豆島でのnakabanくんとのライブイベント。
フライヤーのnakabanくんの版画が雰囲気あってとてもいい感じ。
ますます楽しみ。


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 live event
「遠い町の食堂で聴いていたラジオのように」

画家nakabanが自身の開発したlightboxを用いてMeiPAMの壁に光のドローイングを映します。音楽には友人の画家にして音楽家である植田真のギターを迎えます。
絵は音楽のように、そして音楽は絵のように響いていくことでしょう。
夏の夕暮れの島の街角で、ひと時の旅をお楽しみください。
(フライヤーより)


8/2(土)
18:30 start 無料
MeiPAM 01 前広場
(雨天の場合は場所を移して館内で開催いたします)

香川県小豆郡土庄町甲405 
tel.0879-62-0221





2014年7月3日木曜日

5時間のロングセット


























6月28日の姫路市立美術館、歴代のライブペインティング作品に囲まれて
行われたスズキコージさんのライブペインティング&僕の即興ギターは
5時間におよぶロングセットだった。

コージさんのライブペインティングは、
単なるパフォーマンスとしてのライブペインティングをはるかに超えている。
まさにエネルギーに満ちてうごめく何者かを捉えて、大きなキャンバスに落とし込んでいるような、言葉では言い表せない圧倒的な力を感じる。

キャンバス上にカタチを表してくるものと交流できるだろうか、と思いながら
ギターを弾くと攻めぎみの音になっていく。
するとコージさんのストロークも激しさを増し、絵がぐわんと動く。
静と動を繰り返し、巨大な画面に奥行きが出来てくる。

今回ライブイベントとして5時間というタイムリミットがあったが、
とても5時間では完成することの出来ない大作である。
壁に並んだこれまでの絵とも明らかに違う雰囲気を醸し出していて、
まさに現在進行形のスズキコージさんの、ビリビリと発電している創造力そのものを
そこに感じた。

こうやって「今、生まれる絵」に遭遇するのは、画集やネット画像なんかでは
到底微塵も味わえない類いのものである。
絵を描く者もそうでない人も体験しない手はないと思う。
僕もこの先、こういう機会があったらなるべく逃したくないと思うし、
溢れる情報の中で知った気になっていては、そこを超えるものなんて出来っこ無い。
必要なのは、自分が体験し言葉にできないものをどれだけ得ることができるかだと僕は思う。


というわけで、六月の終わりにとても刺激的な時間を過ごした。


さあ、本格的な夏がやってくる。
今年の夏は小豆島、熊本・佐賀、夏が終わると東京など、各地で楽しみなイベントが
予定されている。
また諸々おしらせしていきます。

2014年6月17日火曜日

六月のおしらせ その2

























同世代の画家nakabanくんの個展が小豆島で開催されている。


 nakaban expo in MeiPAM 「eto chito zu」
 6月14日(土)~8月31日(日)
 http://meipam.net/nakaban-expo-in-meipam-「eto-chito-zu」/


そして、この展覧会中に行われる、とてもうれしいお誘いをいただいた。


 nakaban ライブイベント
 「遠い町の食堂で聴いていたラジオのように」(演奏:植田真)
 8月2日(土)18:30~ MeiPAM 01


nakabanくんの幻灯ライブペインティングと僕の音楽。
真夏の小豆島の、夕暮れの屋外で交わされる絵と音と、
刻々と変化していく光。やってくる夜。
さて、どんな景色を見せてくれるのでしょう。

そんなnakabanくんが先日、僕のアトリエに遊びに来てくれて
とても楽しい時間を過ごした。
今後いろいろと楽しみなことが起こりそうだ。

そんなわけで、お近くの方は、ぜひ。
そして、遠方のかたはフェリーに乗って
夏の小豆島まで旅をするのはいかがでしょうか。



2014年6月10日火曜日

六月のおしらせ その1


















6月21日(土)〜8月31日(日)まで
姫路市立美術館でスズキコージさんの展覧会が開催される。


「聖コージの誘惑 スズキコージの絵本原始力展」
 http://www.city.himeji.lg.jp/art/kikaku.html


2ヶ月半ものこの大々的な展覧会では、
七尾旅人氏のライブを皮切りにじつに多くの魅惑的なイベントが
会期中に予定されている。

僕は、オープニング&ファイナルでZUKIN BANDメンバーとしての
参加と、6月28日のコージさんのライブペインティングで
音楽を担当させていただく。


「ライブ&ペインティング スズキコージ×植田真(ギター)」
 11:00スタート 16:30まで随時  姫路市立美術館


途中休憩を挟むと思いますが、約半日かけて描かれる巨大絵。
大きな真っ白い画面に、まずはじめにどんな色が乗り、
それがどんなストロークを描いて、何が姿を現すのだろうか。
もちろん打ち合わせがあるわけではなく、コージさんも僕も終始即興なので、
広く高い天井の美術館で起こる絵と音の化学反応がとてもとても楽しみだ。

とても見応えあると思うので、
お近くの方もそうでない方も是非!



その他のイベントについては姫路市立美術館のHPにて。
http://www.city.himeji.lg.jp/art/event.html

2014年6月6日金曜日

梅雨入り


六月になって、僕が住んでいるところも梅雨入りをした。
昨日から強い風が吹いている。

ここのところ2冊の本の制作・入稿があって、
ずいぶんと更新を怠ってしまった。
さて、トラットリア松本画廊での個展も先月、無事に終了し、
遠くからも結構見に来てくださったようで、とても嬉しいです。
どうもありがとうございました。

松本のカフェamijokでの50号のライヴ&ペインティング作品は
現在も店内に飾っていただいております。
今回で3回目となるライブ&ペインティングは、
だいぶこのやり方に馴れてきたのもあって、
お店のリラックスした空間の中で、身体も軽く音と絵に集中して
描くことができた。

関わってくださったみなさま本当にありがとうございました。


またいつか。




2014年5月1日木曜日

ここにないもの


















装丁・装画・挿絵を担当した本。

「ここにないもの 新哲学対話」
野矢茂樹・文 植田真・絵 中央公論新社

以前、大和書房から単行本で出版されていたものを装いを新たに
中央公論新社より文庫化するにあたって、挿絵・装画を描き下ろし、
装丁から文字組まで、アートディレクションを担当させてもらった。

哲学者である野矢さんとは「はじめて考えるときのように」(PHP)以来、
ひさしぶりにお仕事ご一緒させていただいた。

哲学の本に、絵をつけるというのは大変にむずかしい。
でも同時に、文芸とはまた違った雰囲気の本作りができるという面白さがある。

「はじめて考えるときのように」の時も、絵はお任せでという依頼だったので、
文章とイラストレーションは別々の川を流れ、最後に少し交差するという感じに
なればいいなと思って制作した。
野矢さんの文章を何回も何回も読んで、その気配を頭の中に置き、
あとは好きなように何枚も絵を描いていった。

そして今回の「ここにないもの」では、
文章で描かれている描写そのものを絵にするのではないけれど、
野矢さんが描いた世界を僕なりに具体化することで、奥行きのようなものが
生まれたらいいなと思って描いた。

絵以外の部分では、少しやわらかい雰囲気、気持ちよい余白を意識した。

ぜひ、手に取っていただければと思います。
ぐいぐいと引き込まれます。







2014年4月24日木曜日

青い展覧会


















京都でのグループ展のおしらせ。
今週土曜からはじまるSELF-SO アートギャラリー『青い展覧会』に参加。
「青い」がテーマの展覧会だ。

さて、「青い」とは、一体なんだろう?
「青い」色や、若さや未熟を表す「青い」や、恐ろしくて「青」ざめた瞬間など、
「青い」といってもいろんな解釈ができる。
参加している作家ごとに、いろいろな「青い」表現があるだろうから
興味深く、とても面白そうな展覧会。

実は、一昨年くらいから暖めてきて、つい先日まで取りかかっていた仕事が
いわゆる「青い」だった。
そういうこともあって、ここ最近やたら「青」に敏感に反応してしまう。

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「青い展覧会」

 2014.4.26 sat〜5.11 sun(5.7 wed 休み)

 11:00〜19:00 最終日17:00まで



 SELF-SO アートギャラリー

 京都市上京区

 六軒町通今出川上ル佐竹町125

 075-465-7577


 http://www.selfsoart.jp



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その他、京都各地で展覧会に参加しているので、
合わせてご覧いただけると幸いです。

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「フルサトのカタチ」

 2014.4.18 fri〜27 sun(22.tue 休み)

 11:00〜19:00



 nowaki

 京都市左京区

 川端通仁王門下ル新丸太町49-1

 075-201-8298


 http://nowaki3jyo.exblog.jp


「手から手へ展
 絵本作家から子どもたちへ 3.11後のメッセージ」

 2014.3.1 sat〜5.18 sun
 10:00〜18:00 最終入館17:30
 水曜休館(4.30は開館)

 京都国際マンガミュージアム
 京都市中京区烏丸通御池上ル(元龍池小学校)
 075-254-7414
 ミュージアム入場料/大人800円、中高生300円、小学生100円
 http://www.kyotomm.jp



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2014年4月19日土曜日

即興WEEKEND at amijok


















気候もだいぶあたたかくなって、外をぶらぶらするのも気分がいいこの頃。
現在開催中のトラットリア松本画廊での個展も、東京や他県からも
見に来てくださった方がいるということで、とてもうれしいです。
本当にありがとうございます。

さて、先日もお知らせしましたが、4月26日は松本市のカフェ「amijok」にて
ライブペインティング&即興音楽のイベント。いよいよ来週。
だいぶ近づいてきたので再度お知らせ。

昨年、神戸芸術工科大学にてはじめて行った「ライブペインティング&即興音楽」も
年末には京都メリーゴーランドで行い、今度は長野県松本市「amijok」へ。

絵と音の即興といっても、すべてが偶然にでたらめにというわけじゃなくて、
僕の場合「ひとつの線/ひとつの音」からはじまり、それぞれが共鳴しあって、
最終的には一つのものが出来上がるという感じ。
絵が音楽を誘発して、音楽が絵の世界を固める、の繰り返しによって仕上げていく。

言葉で説明してもあれなので、見ていただくしかないのだけど、
そういう過程を楽しんでいただけたらと思う。

予約制となってますので、ご興味のある方はお早めにどうぞ。

ご予約は電話かメールにて受付中。
>>>
mail: amijok2011@gmail.com
TEL: 0263-88-6238



2014年4月18日金曜日

フルサトのカタチ


















グループ展のおしらせ。
現在、京都マンガミュージアムで開催中の『手から手へ』展(詳細はコチラ)の
関連展示である、京都「nowaki」で『フルサトのカタチ』展に参加。

僕のフルサトは、天竜川のすぐほとりの山に囲まれた小さな町で、
少年時代は川遊びをしたり、山で秘密基地作りなどをして過ごしていた。
それに加えて、高校時代はボート部(レガッタ)だったこともあって、
山と川と船というモチーフは常に僕の中にあるもの。
特に山と川とは深く深く繋がっている、そんな気がする。

さあ、各作家の描いたフルサトのカタチも気になるところ。

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「フルサトのカタチ」
 2014.4.18.fri〜27.sun(22.tue 休み)
 11:00〜19:00

 nowaki
 京都市左京区
 川端通仁王門下ル新丸太町49-1
 075-201-8298

 http://nowaki3jyo.exblog.jp

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また、先日告知した京都「境町画廊」でのエコバッグ展も開催中。
(詳細 http://silentphase.blogspot.jp/2014/04/blog-post_8095.html
こちらも、様々な絵柄のエコバッグが並ぶ楽しそうな展示。
あわせてご覧いただけますと幸いです。

2014年4月9日水曜日

個展「あの山をみてごらん」と関連イベント






















いよいよ、長野県松本市での個展『あの山をみてごらん』が、
明日4/10〜5/19「トラットリア松本画廊」にて開催される。

この個展はいつもと少しちがった趣の展示内容となっている。
まずは今回の展示のための描き下ろし作品群。
そして、2011/2013年制作の作品の中から“山の気配”を感じる作品群。
(2011/2013年の作品は関東圏では発表していない作品)

この、「少し前の作品の中から“山”をキーワードにチョイスし、
新作と同列に並べる」という作業が思っていた以上に楽しかった。

一つのテーマで全て描き下ろした展覧会というのもいいけれど、
前の作品と新作が交ざり一つの作品群となって展示し直すというのも
表情がかわってなかなか面白いなと思った。

さらに、4/26には、松本市のカフェ「アミジョク」にて、
ライブペインティングと即興ミュージックのイベント。
毎度のことだが、なにが出てくるかはその時にならなとわからない。
こちらもとても楽しみ。


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「即興WEEKEND at amijok」 

 植田真 ライヴペインティング&即興ミュージック
 4月26日(土)15時~(1時間半~2時間くらいを予定) 


 カフェ amijok
 長野県松本市中央3-4-14  
 tel.0263-88-6238


 参加費 1500円+1オーダー

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というわけで、約1ヶ月間の展示、よろしくお願いします。

DM印刷後、ギャラリー側の都合により会期&定休日の変更がございました。
DMをすでに受け取っている方は、すみませんが、下記のものが最新となります。

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 あの山をみてごらん Mirad esa montaña.
 植田真 個展

 2014.4.10 thu 〜 5.19 mon
 11:30〜21:00 水曜定休

 トラットリア松本画廊
 tel.0263-33-6321
 〒390-0811 長野県松本市中央1-21-15
 松本市時計博物館1F
 mail  info@gallerymatsumoto.jp
 web  http://gallerymatsumoto.jp

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エコバッグ展のおしらせ




















手から手へ展の関連企画、京都「境町画廊」で開催されている
エコバッグ展に参加してます。
今頃の京都は桜の花びらが風で舞ってきれいだろうな。
鴨川をぷらぷら散歩するのに気持ちのよい季節。
お近くにお越しの際はぜひ。

参加作家及び詳細は下記、画廊ホームページにてご確認ください。

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「子どもたちの明日のために」
4月8日(火)〜20日(日)
11:00〜19:00 最終日17:00まで 月曜休み

京都市中京区境町通御池下る

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2014年4月1日火曜日

あの山をみてごらん


















4月になった。

個展のお知らせ。
長野県松本市で約1ヶ月の展示。

きれいな山が見えて川が流れている町。
松本は何度か行ったことがあるけれど、絵の展示をするのははじめて。
今回はレストラン・カフェを併設した「トラットリア松本画廊」での展示。

僕が育ったところも山が見えて川が流れているから、
松本は親近感もあってなんだか安心する。
そういうこともあって展覧会タイトルに「山」を入れてみた。
ただ、山岳的な絵ばかりではなくどこか山の存在を感じるような
そんな展示になればと思う。

季節もいい頃だから、きれいな山を見に行こうかな。



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 あの山をみてごらん Mirad esa montaña.
 植田真 個展

 2014.4.10 thu 〜 5.19 mon
 11:30〜21:00 水曜定休

 トラットリア松本画廊
 tel.0263-33-6321
 〒390-0811 長野県松本市中央1-21-15
 松本市時計博物館1F
 mail  info@gallerymatsumoto.jp
 web  http://gallerymatsumoto.jp


 追記:DM印刷後、ギャラリー側の都合により
    会期&定休日の変更がございました。
    DMをすでに受け取っている方は、
    すみませんが、上記のものが最新となります。

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2014年3月27日木曜日

ライブペインティングと音楽


















さて、また楽しみにしていたイベントが。

先週の人形劇も大盛況だった大畑いくのさんのライブペインティングが
明日、神戸北野美術館にて行われる。
僕は、その場で音を構築して行きます。

これまで、荒井良二さん、寺門孝之さん、スズキコージさん、
さらに自分のライブペインティングにて、即興音楽をしてきた。
そして、今回は大畑いくのさん。

すべては明日。さて、なにが出てくるのだろう。
とてもとても楽しみ。

完成された絵を観るのはもちろん楽しいけれど、
完成へと向かっていく過程というのは、
また全然違った面白さがあるので、みなさんぜひ!



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大畑いくのライブペインティング@神戸北野美術館
3月28日/18:00〜/¥1,500-(1drink付)


詳しくは大畑いくのさんのブログにて
http://ikunoohata.blogspot.jp/2014/03/blog-post_25.html


2014年3月26日水曜日

それで君を呼んだのに


シーモアグラスでの展示、
「それで君を呼んだのに 忌野清志郎を想う」がもうすぐはじまる。

案内状の絵とデザインは僕が、題字は荒井良二さん。
参加作家は、シーモアグラスが声を掛けて集まった人たち。
普段なかなか交えないような方も、忌野清志郎さんを軸に繋がって
作品を展示する。

期間は、忌野清志郎さんの誕生日の4月2日から命日の5月2日まで。
この期間お店では、清志郎の歌を聴きながらコーヒーやチャイを飲んだり、
カレーを食べたり、本を読んだりできるのかな?
混んでいたら難しいだろうけど、聴きたい曲をリクエストとかできたらいいな
と思うんだけど、どうだろう。
そういうこともできるかもしれないし、できないかもしれない。
流れてくる曲に委ねるのだっていい。

さて、僕が上京してはじめて住んだ街が国立(くにたち)で、15年間住んだ。
清志郎が一時住んでいたという多摩蘭坂(たまらんざか)の上には
友達が住んでいたからよく上り下りした。
今はずいぶん遠くにきちゃったけど、、でも、まだなんだかんだこの街とは
繋がっている。


まあとにかく、展示のタイトル「それで君を呼んだのに」にグッときた方、ぜひ。
そうでない方も原宿の喧噪から逃れられる場所へぜひ。

ちなみに僕の絵のタイトルは「君が僕を知ってる」という曲からいただいて
『キミが僕を知ってる』にした。
https://www.youtube.com/watch?v=wubRAMXOXzA


参加作家は下記のとおり。
「え!」となるお名前も。どんな展示になるのか。これは楽しみ。

荒井良二/植田真/竹中直人/谷口宗一
マツヤマアキオ/秋山加奈子/安食史子
田村セツコ/はまのゆか/矢野顕子


詳しくはシーモアグラスのブログにて。
http://seemore96.exblog.jp/21861268/







2014年3月17日月曜日

人形劇「あまやどり」の上演


















創作とイラストレーションの仕事とで籠りがちだったここ数週間、
気付けば外はだんだんと暖かく、明るくなってきている。
いよいよ季節も変わろうとしているところ。

さて、今年2014年は楽しみな展覧会がたくさん控えているのだが、
今週はそのうちのひとつ、大畑いくのさん個展「汽笛のまち」がはじまる。
(上の写真は大畑さんのDM/詳しくはコチラ

初日3月21日のオープニングパーティでは人形劇が上演される。
大畑いくのさんの平面作品はもちろんだが、
人形などの立体もすごく魅力的だ。
それが劇となって動きまわるのだから、楽しくないわけがない。
今回は僕も劇中の音楽でお手伝いする。

春のはじまり春分の日の夜、
汽笛の音が聞こえる神戸で人形劇「あまやどり」。

すこしあやしい灯りのなか、生演奏の音楽とともに楽しい時間を是非!
おすすめです!


人形劇「あまやどり」の詳細
http://ikunoohata.blogspot.jp/2014/03/blog-post_17.html

2014年2月21日金曜日

ねこの展覧会


















グループ展のおしらせ。
ビリケンギャラリーでの「ねこのねごと2」展。

前住んでいた家に、
時々遊びにきた猫のことを思い出しながら。

この絵には「ガト(gato)」という名前をつけた。
“ガト”とはスペイン/ポルトガルで猫のこと。

お近くにお越しの際はぜひ。

 
 ビリケンギャラリー
 『ねこのねごと2』
 2014.2.22 (sat) 〜3.23 (sun)
 12:00〜19:00 月曜休み

 東京都港区南青山5-17-6-101
 03-3400-2214
 http://www.billiken-shokai.co.jp/
 


「ねこのねごと2」の初日は「100人の魔女」の最終日。
ビリケンギャラリーとピンポイントギャラリーはわりと近いので
初日にお越し頂く方は魔女も見てくださるとうれしいです。


2014年2月3日月曜日

5年ぶり


















2014年最初のグループ展のおしらせ。
テーマは「魔女」。

「魔女」は実に久しぶりに描いた。
どんな魔女を描こうかと、考えたり、
グルグルと絵の具をかき回したり、塗りつぶしたり、
とにかく手を動かしていたら、一人の魔女を描いていた。

月日が経てば、子どもも大人になる。
あの頃の魔女ももう大人だろう。

この絵には「WITCH DAISY」という名前をつけた。
というわけで、5年ぶりに描いた魔女デイジー。

ご覧頂けますと幸いです。




ピンポイントギャラリー
『100人の魔女』展
2014.2.10 (mon) 〜2.22 (sat)
11:00~19:00 土曜17:00まで 日曜休み

100人の参加作家などの詳細はギャラリーHPまで。
ピンポイントギャラリー
 http://www.pinpointgallery.com


2014年1月22日水曜日

都会のアリス原画展


























石井睦美さんの「都会のアリス」で描いた
装画&挿絵の原画展が1月31日まで丸善丸の内本店にて
開催されてます。

連載開始時に描いていた5年ほど前の原画と
昨年描いた装画の原画が並んで見れるのも
なかなか面白いと思います。

お近くにお越しの際はぜひ!


<詳細>
http://www.junkudo.co.jp/mj/store/event_detail.php?fair_id=3823



2014年1月16日木曜日

WEEKEND 四日市巡回中




















個展『WEEKEND』三重県四日市での展示がはじまりました。
京都で行ったライブペインティング作品も展示してます。
お近くにお越しの際はご覧いただけると幸いです。


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2014.1.15(水)〜2.3(月)
10:00〜19:00(最終日17:00まで/火曜定休)
メリーゴーランド 四日市
三重県四日市市松本3-9-6
059-351-8226
www.merry-go-round.co.jp 

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2014年1月12日日曜日

2013 - 2014

























2014年になりました。
年が明けてもう12日が過ぎてしまった。

今年のことを書く前に昨年末のことを少し。

昨年の京都での個展が終了した翌日の12月5日〜旅に出た。
一昨年のメキシコ以来となる旅である。

夜のフライト〜真夜中のトランジットの長い長い時間を経て、
やっと目的の国にたどり着き、さらにそこからバスに乗って目的の街まで。
家を出てから30時間以上の移動だ。
その後も、バスに乗ったり、鉄道に乗ったり、国境を越えたり、
少しずつ移動を繰り返した。
その都度、窓から見える日常とは違う風景を眺めつつ、
身体を馴染ませるように旅をする。

だいぶ身体が馴れてきて、軽くなってきた頃に、たいがい旅は終わってしまう。

特に今回は最後に訪れた街が、せつないくらいに好きな街であった。
だから旅の終わりは本当にさみしかったけれど、そういう街に出会えたということが
幸せなんだと思って、荷物をまとめて帰国した。

当然と言えば当然だが、国によって街によって、時間の流れ方、
物事の価値観などは多種多様である。
なんというか、いろんな要素のちょっとしたバランスの違いで大きく性格が変わる。
そんな感じがする。「街」も「人」も。

少しずつ移動をしていくとそういうものがよくわかる。
街から街へ、それぞれの違いを吸い込みながら、
ここはこういう性格の場所なんだな、と肌で感じる。
そして、「こうでなくちゃ」と思っていたものが、どうでもいいように感じて
身体は軽くなっていくのである。

だから、行けるときには多少無理してでも旅に出たいと思う。


さあ、そんなこんなで2013年も終えて、2014年を迎えた。

今年は色々と形にしていくものが待ち構えている。
「こうでなくちゃ」をはずして、面白いものを作っていこうと思う。
展覧会の方も、なかなか面白そうな企画が進んでいる。
これらは追々お知らせしていこうと思う。


さて、告知をひとつ、
1月17日、19:00〜 丸善・丸の内店で、
「都会のアリス」の石井睦美さんと「深海魚チルドレン」の河合二湖さんと僕で
トークイベントがあります。
ご参加受け付けているそうなので、ご興味ある方は下記URLをご覧ください。
(詳細:http://www.junkudo.co.jp/mj/store/event_detail.php?fair_id=3614


連載ものでは、新たに角川書店『野性時代』(2014.1月号より)、
椎名誠さんの連載「灰汁銀次郎」の扉絵を描いてます。
面白いです!


ではでは、今年もよろしくお願いします!