2011年12月3日土曜日

今年最後の展示です

いよいよ12月になった。
2011年の最後の月。

今年を総括するにはまだ早いけど、
今年はずいぶんあちこちで展示をした。

2月と5月に東京でのグループ展、
4月〜7月にかけて熊本で「まじょのデイジー」原画展、
7月〜8月は静岡で個展(過去10年の個展作品や装画の原画など)、
9月に再び東京でグループ展に参加し、
10月は京都で新作個展、11月には京都から三重県四日市に巡回展。

そして、今年最後は再び東京で2つの展示に参加します。
ひとつは、ビリケンギャラリー『ねこのねごと』12/3(土)〜12/25(日)
もひとつは、ピンポイントギャラリー『名作パロディ展』12/12(月)〜12/24(土)

ネコも難しかったけど、パロディもなかなか難しかった。
それにしても、まさかアレを描くとは思わなかったなー。

お時間ございましたら是非!

詳細/silentphase.com/0604_news.html

2011年11月24日木曜日

右往左往の結果

今取りかかっている仕事、世界観の方向性について
ここ一週間くらい頭が痛くなるくらい行ったり来たり。
でも、結局最初に思ってたところに落ち着く。

時間をかけて360度ぐるりとまわって
悩んで色々試したおかげで
ぶれないで進めそうだ。
予定よりもだいぶ遅れてしまったけど。

でも、なんだかすっきり。

2011年11月19日土曜日

さてさて


















いやしかし、寒くなった。

今進行しているもの、なかなか難しく、なんだか固い。
なぜかと考えていたら、自分のまわりに枠組みのようなものが
出来上がっている、そんな気がした。

そこから出れば出るほど、楽しくなるんだな。きっと。
だから、ちょっと好き勝手に描いてみよう。

描いていて楽しくなければ描く意味がない。ですよ。

2011年10月22日土曜日

ひさしぶりだった























ラフの返事待ちしていたものが無事OKだったので描きはじめる。
描いていてなんか感覚が鈍いなあと思ったら、個展で京都行って、
帰って来て事務的作業や仕事のラフや、、なんだかんだで、
本描きの絵を描くのがひさしぶりだった。

ちょっと手を休めただけでこうなるんだ。
恐ろしいな。
休めないじゃないか。

でもまあ、描きはじめの、ぐずぐずした時間帯を越えたら
感覚も少しずつ戻って来て絵を作りはじめた。


さて、今宵は雨か。
夜の雨の音は好きです。
だから音楽は流さない。


写真は、レコードの守り神たち。




2011年10月19日水曜日

空気がとまっていたので

















冬の気配も、朝晩と。
少し家を空けていたので、まずは音楽を。

深い秋の空気をふるわせて。
アルバム「Bryter Layter」。

ニック・ドレイクはやっぱり今頃に合うなあ。
中でもside B「FLY」。
大事に聴きたい。
耳が馴れてしまわぬように、
不意かつ絶妙のタイミングで。

2011年10月18日火曜日

京都での展示




京都での個展がはじまりました。

搬入日に京都入り。
どのように絵を並べるかちょっと時間がかかったけど
なんとかうまくまとまったと思う。

ギャラリートークは案の定の緊張溢れる滑り出し。
でも、やることにしてよかったと思った。

京都滞在中は結構ばたばたしていたけど、
でもなんか楽しかったな。

とくかく無事にはじまりました。
26日まで(木曜休み)、どうぞよろしくお願いします。



2011年10月13日木曜日

夜が幸いであるために

いよいよ京都での個展がはじまる。

作品制作に比較的長く時間をとったけれど
やっぱりぎりぎりまでかかってしまった。

作品、計22点+ちょこっとしたもの10点。
これまでの個展の中では一番多いな。

なかなかがんばった。

京都での個展ははじめてだから、心配だけど
たくさんの人が見てくれるといいな、と思います。

よろしくお願いします。




植田真個展
「夜が幸いであるために」

メリーゴーランド京都
期間は10月14日(金)〜26日(水)
10:00〜19:00(最終日17:00/木曜定休)



2011年9月28日水曜日

秋深く























だいぶ秋が深まってきた感じだ。
冬支度前のこの時期は、音楽が似合ういい季節だな。

僕の個展作品制作もだいぶ佳境に入ってきてると思うけど、
仕上げた作品はどんどん積み上げてしまっているので
まだいまひとつ全体像がつかめていない。
そろそろ額の発注をかけないといけないから、
近々ここまでの絵を広げてみなくては。

今日は、昼間、個展の絵を一枚仕上げて、
夜から仕事の絵。仕事のは秋の一枚。
個展作品たちと空気感にあまりギャップがないから取りかかりやすい。

パネルに紙を張って乾き待ちついでに自転車で隣町のレコード屋。
WILCOの新譜を買って、本屋に寄って雑誌を一冊買って、
帰り道に夕食を食べる。
夜道の風が気持ちよい。

家に帰って、WILCOを聴きながら仕事。
いまは絵の具の乾き待ち。


2011年9月22日木曜日

明日こそぐぐぐーっと

すごい台風だった。

窓に打ちつける雨と風の音が凄まじく
お昼にニュースを見たら、台風がぼくの実家の方に上陸したとか。
慌てて電話で無事を確認したり、
そのうち東京もただならぬ感じになってきたり、
今日はあまり集中できなかった。

でも、今は嘘みたいに、しんとして
草のしげみからは虫の声が聞こえる。
あの暴れ狂う風の中、よく吹き飛ばされなかったなあ。

葉っぱと葉っぱが重なる場所で
ぐぐぐーっと力を入れて耐えていたのかな。

そんなこんなで、机の上には描きかけの絵。
僕も明日はぐぐぐーっと集中して今日の分を取り返さなくては。

今宵は、虫の声を聴いて眠りに就こう。

2011年9月17日土曜日

時々、モロッコ旧市街 迷路の猫























今回の個展作品がこれ迄で、いちばん頭で描いていない。
“こんなものを描こう”というスタンスがほとんどない。

正確に言うと、“こんなものを描こう”と、
ぼんやり頭の中に置いてみても、結局うまく行かない。
ここまででボツにした作品は、全部ラフを描いたり、
どこか頭で描こうとしたものばかり。

だからと言って、デタラメなわけじゃない。

上手く言えないけど、
どれも共通の匂いのようなものがあると思う。


こういう波に乗れていると楽しい。
乗れていないと迷路の中に迷い込んで延々出られない。

でも、そんな迷路の中にも何かを見つけられるときもある。
いや、何かがあるから迷路の中をさまよっているのだ。

2011年9月13日火曜日

週末から週の頭

涼しくなったと思ったら、また暑い日々。

土曜日、
冷蔵庫を開けて
ゴクリ、と飲んだ水が常温に近かった。
つまり、冷蔵庫が壊れていた。
モノが壊れるというのはショックだけど、
すこし前から、そろそろ買い替え時かな
と薄々思ってもいたから仕方ない。


日曜日、
隣町にて冷蔵庫を新調。
新しい冷蔵庫は、たくさん入る。
なんと言っても、新品で気持ちがいい。
ついつい開けたくなる。


月曜日、
新しい冷蔵庫から冷えたジンジャーエールを出して飲む。
個展作品、相変わらず少しずつだけど、増えている。

2011年9月7日水曜日

気配

朝晩がだいぶ涼しくなってきた。

十月の個展に向けて、作品が少しずつ増えて来た。
でも、まだまだ全然だ。

ただ、やっとこの個展の作品制作の波に
乗れはじめてきた気がする。
季節と作品が少しずつ馴染んできた気がする。


それにしても、今の季節のような
夏の終わりと秋のはじまりの狭間
というのは、いつも思うけど、
なんだか独特の気配があるなあ。

寂しさと
安堵と
不安と
期待が、

交ざったような、
そんな何か。

2011年9月1日木曜日

十月の個展のお知らせ

Pour que la nuit soit propice
夜が幸いであるために

植田真 個展
2011.10.14(金)~26(水)

10:00~19:00(最終日17:00/木曜日定休)

■ ギャラリートーク 
10月15日(土)18時半~ / 定員15名/1500円(おまけ付)
メリーゴーランド京都店までご予約をお願いします。

メリーゴーランド京都
〒600-8018
京都市下京区河原町通四条下ル市之町251-2 寿ビル5F
tel・fax 075-352-5408
http://www.merry-go-round.co.jp/kyoto.html
mail mgr-kyoto@globe.ocn.ne.jp


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四日市へも巡回します。
 ↓ ↓ ↓
2011.11.9(水)~28(月)

メリーゴーランド
10:00~19:00(最終日17:00/火曜日定休)
〒510-0836三重県四日市市松本3-9-6
TEL 059-351-8226 
http://www.merry-go-round.co.jp

2011年8月26日金曜日

虫たちの声























今日も暑い一日だった。

蝉の鳴き声が聞こえていると
なんだか安心するのは何故だろう。

夜の虫の声も然り。



京都での展示のDMが出来て来た。
さてさて、近々UPしていきたいと思います。



2011年8月24日水曜日

ユラリ























おおきなオバケのような、
ユラリ、風になびく、やなぎの木。


今日は、ほぼ雑務。

諸々書類を作成したり、
郵便物を7通くらい出したり、
宅配便を3つ出したり、
仕事用のアプリをPCにインストールしたり、
調べものしたり、
その他こまごまと。

いくら雑務と言えど、
一日かけてまとめて片付けてしまうと
すっきりするな。

今日はそんな日。
一日の締めに1本映画を観ようと思う。


八月も後半へ























先週、3日ほど夏休み。

作業机から離れて、特急あずさに乗って松本へ。
今年初の冷やし中華。
食べたら、涼しい風が入ってきた。
とても美味しかった。

川が流れる気持ちのいい街を
ゆっくりと自転車でまわった。
子どもの頃の、夏のようだった。


さて、今週から引き続き個展制作。
頭のどこかに秋を置いて、これまた少しずつだが着実に進む。
これまでとはまたちょっと違う作品群になりそうだな。




2011年8月17日水曜日

それでも、すこしずつ進む

















絵を描く日々。
黙々と、淡々と、毎日描ければいいが、なかなかそうもいかない。
ほんのちいさな絵も一日うんうん悩むこと、多々ある。
そんな今日も一日うんうんと悩んでました。

でも、まあ、
なんとか描けた。

さて、こう暑い毎日がつづくとさすがにバテてくる。
水分補給して、きちんと食べて、ちょこちょこ休まないと。

2011年8月10日水曜日

暑い一日でした

朝、カーテンを開けると
外のレモンの鉢に、アゲハチョウが卵を産みつけている様子。
何度も何度も鉢のまわりを飛び回る。

子どもの頃、僕が種から育てた
はっさくのちいさな木に必ずアゲハチョウの幼虫がいたのを思い出す。


それにしても、今日は暑い一日だった。

あんまり暑いので、時々顔を洗いながら
今日は個展の絵。
兎に角、描ける時にどんどん描く。

これは絵になるかどうか、と
夜まで。

夕食後、ふたたび机に向かう。
気に入らない。
少し視点を変える。

0時すぎ、完成。

2011年8月7日日曜日

読書の時間

眠る前の読書が好きだ。
一日の仕事を終えてお風呂に入り、いちばんリラックスしている時間の。
でも、あまりに寝つきの良い僕は、
ベッドに横になり本を開いて、ひどい時にはものの数分、
半分夢の中で同じ行を何回も読むことになる。
なかなか物語が進まない。

しかし、今日はなんだか目が冴えている。
そして、読み途中の本もクライマックスに入っている。
さあ、読書の時間だ。

2011年8月5日金曜日

決着

ちょっとゆったりした金曜の午後。
遠くで飛行機の飛んで行く音や
蝉の鳴く声が聞こえる。


さて、長引いていた戦いの決着がついた。
秋の京都での個展DMの絵。

あぁ、やっとスタートライン。
やっと道が見つかった。
本番はここからだけど、ひとまず体は軽い。


展示は10月なので、夏の盛りが過ぎる頃
詳細をお知らせしていこうと思います。

2011年8月3日水曜日

夜の絵

〆切の近い、
夜の絵、描く。

午前から描きじはじめて、
夜、ほぼ描き終わる。

きちんと描き終える、ということは気分がいい。
頭の中にすこし風が吹いた気がする。

明日は、ふたたび難航している絵に戻る。
そろそろ決着をつけたいな。

2011年8月2日火曜日

生きる、生きている!



最近のお仕事。

魚住直子さんの
「クマのあたりまえ」
ポプラ社より。

動物たちが主人公の短編集。
一編一編、ずしりとくるものがある。
でも、どこか軽やかさも含んでいる。
そういう両極が共存してるから
ゲラを読みながらドキドキした。

風が、匂いが、光が、描かれている。
「生きる」というものが、描かれている。

こども〜おとな、みんな読んでほしい。

僕は装画と中(各お話の扉と挿絵)を描きました。



さて、今とりかかっている絵、
そろそろ決めなくちゃいけない絵、
いやはや、なかなか決まらない。
先週くらいから、さまよっている。
描いているんだけど、これではないという感じ。
そんな時もある。
仕方ない。しばし離れるか。


明日は、〆切近いものにシフト・チェンジしよう。

2011年7月28日木曜日

7月も終わりに近い

先日の涼しい日々とは一転、夏らしい日々。

仕事のラフの返事待ちとかの時間を使って、
秋の遠征の為の、絵を考えている。
とりあえず、いろいろ描いてみてる。

「これだ」というものは、
あるような、ないような。

って、思うってことは
きっと、まだ決定打はないんだな。

もう少し、描いてみよう。
とにかく描いてみよう。

手と紙と、仲良くなりたい。

2011年7月19日火曜日

考えないで流れて























毎日暑い。
いくつか仕事が一段落着いたので、この3連休は自由に過ごした。
展示を観に行ったり、買い物をしたり、アイスを食べたり、
自転車に乗ったり、ビール飲んだり。

仕事のこと考えないで、脳みそをブラブラさせる。
時折、ちょこちょこっと引っかかる。
通り過ぎてく風景の中にふっとしたもの。
何になるか。
何にもならないか。

さて、そろそろ秋の遠征に向けても考えないといけない。

2011年7月7日木曜日

曖昧な時間感覚

先週悩んでいたラフ、ある部分ですとんと落ちてまとまった。
あとは連絡待ち。いい返事がくるといいけどな。

今日はそれとは別のラフ。
これもしばらくあたまの片隅でくるくるさせていたけれど
全体の大きなテーマが「!」という感じで現れたことで、
うまくまとまりそう。


気付けば7月。
上半期は、ホント転がるように過ぎていった。
実際に過ぎた時間と記憶の時間の感覚がずれている。
ばたばたしてると時間の感覚が狂うのかな。
こういうのはどうも気持ち悪い。

さて、夏だ。
ばたばたしてあっという間に過ぎ去ってしまうのは悔しいから
ちょこちょこ遊びを交えながら、働こうと思います。

2011年7月4日月曜日

13年

今日はバンドのスタジオ練習の日。
いつもの3時間。
基本的に週イチのペースで、
かれこれ13年間続いている。
よくもまあ。
すごいなあ。

と、ふと思った日曜日。

2011年7月2日土曜日

一語一語の向こう側























またまたお知らせが遅くなりましたが、
最近手がけた本の一つ。
「八木重吉」詩集。あすなろ書房から。

改行、句読点、リズム感、一語一語、
いろいろが絡み合って、
向こう側に見える、もの。風景。音。

故に、詩とのコラボレーションは難しい。
そして時間がかかりました。
でも、たくさん描きました。

個人的には、ふとした、ひとりの時間に読んでほしい。

2011年7月1日金曜日

海の深いところへ























お知らせが遅くなりましたが、最近手がけた装画の一つです。
河合二湖さんの「深海魚チルドレン」。講談社から。
夏に読んでほしいです。

このお話に出てくる喫茶「深海」に僕も行ってみたい。
この夏は特に。



今日も引き続きラフの「これだ!」ってものを探し中。
もっと海の深いところまでぐぐーっと潜らなくちゃだめだな。




2011年6月30日木曜日

うむ……

ここのところ、ずっと抱えているラフが、
なかなかまとまらない。
やわらかく、のびのびとやりたい。
……ていうか、ぐいぐいたのしく描きたい。

でも、どこか、頭で考えてしまう。

そういうんじゃなくて、
根拠なしの確信がきっとどこかにある気がする。

探し求めてしばらく経つ。





もう、しばらく探してみるか。

2011年6月27日月曜日

絵の具とギター

昨日、寺門孝之さんの
ライヴ・ペインティングで
ギターを弾いた。

14時から18時の4時間。
途中休憩を少し挟みつつ。
即興の演奏。

絵も目の前ではじけるように変化してゆく。

いくらでも弾けると思った
けど、イベント終了ちょっとしたら
プール後のような感じになった。

完成した、寺門さんの絵は、爆発し光っていた。



楽しかった!

2011年6月26日日曜日

瞬きの間に

今日、近所の商店街で買い物などしてたら
突然大粒の雨がドバッと降って来た。

ちょうどお店を出ようとしてた時だったから濡れなかったけど、
なんて言うか、“晴れてたのに瞬きしたら大雨だった”くらい、
あまりに突然風景が豹変して編集された映像みたい、だった。

そして、10分くらい自転車屋さんなどを見ながら雨宿りしてたら
外はぴかぴかに晴れていた。

今週はあっという間の一週間だったから、
土曜の夕方に近所をのんびり買い物するのも
なんだかいいものだった。
買い物といっても乾電池とかの日用品だけど。

さて、今宵は本を読みながら寝よう。

2011年6月20日月曜日

まじょのデイジー原画展、南阿蘇村へ
















ぼくの絵本「まじょのデイジー」の原画展を開催してくれている
南阿蘇村の「阿蘇白水郷美術館」に行って来ました。
2泊3日の旅。
飛行機の時間もあって、滞在期間は実質1日半だったけど、
ひさしぶりに仕事場を離れてゆっくりできたひとときでした。

梅雨まっさかり、大雨警報まで出ていた熊本。
初日は、奇跡的に晴れで迎え入れてくれた。

木々に囲まれた、阿蘇白水郷美術館。
前日までの豪雨で、まわりにうっすらと霧が立ちこめている。
館内は、絵本の中の“まじょの住む森”にいるような
そんな展示で迎えてくれた。



展示室、まじょたちの住む森の入り口。

















中は、森のようになっている。


片隅にはスカーフをまいたズズーもいる。
























さらには、近くを走る南阿蘇鉄道の一部車両もまじょ列車になっていた。



ぜんぶが、とてもあたたかい展示で、ただただうれしく感謝の気持ちで一杯になった。


そして、滞在中、いや、“到着してすぐ〜帰るぎりぎり”まで、
本当にいろんな人たちにお世話になった。
ありがとうございます。


今度は、ゆっくりと遊びに行きたいと思います。


雨景

















違う土地の空気を吸った週末。
滞在中、ほとんど雨だった。
雨の中にひっそりと浮かぶ場所。
また行きたい。
もう少し時間をかけて
ゆっくりと歩いてみたい。

2011年6月17日金曜日

チャンピオン600























ここ数日、
いくつかのデザイン作業と
いくつかの絵を描いて
入稿、色校正などなど。
少し一段落。


納品したもの、一枚直しが入る。
でも、描きなおした絵の方がいいと思う。
直してよかった。


本屋さんに頼まれた選書をした。
なかなか難しいお題だったけれど。
誰かが手に取ってくれるといいな、と思う。


昨年から進めていた仕事と、
少し前に描いたものそれぞれ見本が届く。
違う時期の仕事が、おなじタイミングで仕上がる
というのもなんだか不思議。
近々、サイトの方にアップする。


ちいさなギターアンプがやってきた。
なまえは、チャンピオン600。
ちいさいけれど、真空管アンプ。
すごくいい音がする。

だから、休憩のつも りでちょっと弾きはじめると
なかなかやめられない。
なまえは、そう、チャンピオン600。


さて、外は雨。



しとしと。





2011年6月8日水曜日

ビール

















だんだんと暑くなってきた。

お風呂上がりなんて、暑くて暑くて。

今年は春も寒かったし、
なんだかそれどころじゃなかったし、
ずっと冬なんじゃないか、なんて思ってたけど。

でも、季節はめぐるもので、きちんと夏は近づいてきている。
ビールのおいしい季節が。

今宵は、テレビでサッカーの試合を観ながらビール。
オリオンビール。
試合はチェコも日本も、どちらも点が入らず、引き分け。

写真はスペインで飲んだビール、とサングリア。
おいしかったなあ。
人生で飲んだうまいビール・ベスト3のひとつな気がする。

2011年6月7日火曜日

ライブラリィ

晴れ。

週末に収納スペース用のちいさな本棚を
2つ組み立てて、本の整理をした。
見やすくなった。
見やすくなったら本が読みたくなった。

漫画とか。
小説とか。
まだ読んでいなかったものとか。
読みかけてそのままのとか。

みんな、きちんと行儀良くならんでいる。
うん。いいなあ。

2011年6月6日月曜日

雨宿り

夜、ちょっと買い物に隣町。
あやしい空模様。
案の定降りはじめる。
ぱらぱら、と。
ごはん食べてたらやむかもね、と夕食。
食後、どしゃぶり。

仕方がないので、雨宿りがてらもう一軒。
モヒート飲む。
雨の日とモヒートはなんだか相性がよくて、
うまく説明できないけど、、
グラスの中が雨の日の森のようだ。
そんな気分で、おいしかった。

雨宿りも、いいものだ。

2011年6月5日日曜日

いい気分

描きかけてた半分までの絵、
金曜日に描きあがる。

週明け納品だったものを
終えた週末は体がかるくて気分がいい。

お昼に行ったパン屋で好きなパンが残っていた。
こういうのも気分がいいな。

そんな今日は、いろいろと片付け。
片付いた部屋、これもまた気分がいいのです。

2011年6月3日金曜日

六月に入りました

六月に入ったので六月の仕事に取りかかる。
気持ちのいい初夏を1枚描く。

でも、今日は半分まで。

今日は一日雨が降ってる湿った日。
目の前の絵は気持ちのいい初夏。

つづきは、明日にすることにする。

半分までの絵はとてものっぺらぼうな感じ。
早く描き上げてあげたい。

2011年5月31日火曜日

五月の終わりの終わりの五月

5月も終わり。
友達からもらった珈琲豆で珈琲をいれた。
なんだかとても美味しかった。
細挽きの、豆。
どこか外国で飲むような味がして
いい気分になった。

今日はPCでの作業。

夜、トムズボックス、スズキコージさんの絵を
もう一度観に行った。

光と、影と、世界が、描かれていた。

2011年5月28日土曜日

ひとまず

夕方、仕事を宅配便にて納品。
これで5月の仕事はほぼ完了した。
あとは、ちょこちょことしたもの。
散らかった机の上を片付け。
週末はのんびりできる。

月末に仕事が落ち着くと気持ちがいいな。
来月からまたがんばろう。

2011年5月27日金曜日

レイトショー

とりあえず仕事をひとつ納品したので、
夜、隣町にレイトショーの映画を観に行くことにした。

『イリュージョニスト』。
ジャック・タチが生前に残した脚本をショメが監督。
アニメーション。

主人公の手品師タチシェフ(タチの本名)の動きが
『ぼくの伯父さん』のムッシュ・ユロをモデルにしてたけど、 
ちょっと違和感。

やっぱり、ユロ氏は、軽妙なコメディの中で
コロコロ動き回っていてほしいな。

でも、「絵」はよかったです。

2011年5月26日木曜日

だんだんと、だんだんと。

<午前>

描き終えた。ここのところ取りかかっていたもの。
一枚一枚トレペをかけて、トントンとまとめる。
読み物の挿絵。
大きなやさしさに包まれたような物語。
良い物語には匂いがある。
その匂いを、逃がしちゃいけない。
明日受け渡し。

別件、少し前に納品したもの、色校正届く。
カバー、色、綺麗。見返しも綺麗。
各レイアウト了解。
問題なし。
仕上がり楽しみ。

そして、パネル、水張り2枚。



<午後>

今週〆切のもの、もう1本。原稿読み。
構図を頭の中で描き、午前中に張ったパネルに下描き。
23時頃まで。
少しだけ色着け、今日はやめる。

2011年5月25日水曜日

Demolished Thoughts

















朝の9時頃、ノックの音。
サーストン・ムーアのLP「Demolished Thoughts」が届いた。

まず、お湯を沸かして、パンを焼いて、コーヒーをいれる。
朝食を終えてから、改めてサーストンLPと対面。


ジャケットは2つ折り。
内側はサーストンの若い頃らしき写真。

















先日のJ・マスシスに続いてサーストンもカラーレコード。
色はブルーの2枚組。


















プロデュースにベックを迎えた内容は、
全体的にストリングスを多様しアコースティックな音作り。
ベックで言うところの「シー・チェンジ」という前評判もあったらしいけど
「シー・チェンジ」みたいにキラキラした感じはなく
もっと枯れた感じ。悪い意味でなく。
個人的には、ニック・ドレイクが頭に浮かんで来た。


Demolished ;粉砕する  Thoughts;思考
色んな意味に受け取れるタイトル。

いいアルバムだなあ。

2011年5月24日火曜日

揃いはじめる

ここのところ取りかかっている仕事、
だいぶまとまってくる。
主人公たちがだんだんと揃ってきた。
あと少し。

この段階になってくると描いてて面白い。
すっ、と机に向かうことができる。
鉛筆が軽い。
大変なのは、ここまでの段階。
なにもかもが重かった。

よし、明日とりかかる絵の作戦も立てた。

大団円に向けて、今夜はまだ夜のうちに寝よう。

2011年5月19日木曜日

カタチをなくしちゃえ

カラッと晴れた一日だった。

また少し絵が固くなってきたかなあ。
すこし視点をずらさなくちゃ。
一点だけ見つめると、そこから離れられなくなる。

もっと、ぐにゃぐにゃに。

外はいいなあ

絵を描いていたら徹夜。
鳥のさえずりが聞こえて焦って寝仕度。
まぶしい朝焼けの中、ベッドに入る。

なんとか午前中に起きる。

パンとコーヒー豆を買いに外へ。
外は天気がよくて気持ちがいい。
このまま自転車で遠くまで行きたくなる。
じつに麗らか。

午後から仕事再開。ぐるっと夜中の1時すぎまで。
遅れてはいるが、確実に進んではいる。


昼夜逆転を防ぐため、
今日はもう寝る。

2011年5月17日火曜日

ひとつ、またひとつ、もうひとつ。

















おおむね、晴れ。
時折、強風。

午前中、お仕事ひとつ納品。
少し体が軽くなった。

午後〜夕方にかけてパソコンでデザインの仕事をひとつ。

太陽沈んで、今週中にまとめる絵の仕事の作戦を練る。
本当なら、今日からがっつり取りかかるべき仕事。時間的にも。
結果的に今日は切り換え日となってしまった。
でも、空気とか温度とか違いすぎるから、今日までの仕事と。
大事にしたい転換時間。

明日から
ぐぐーっと潜るべく。


***


寝る前、ひさしぶりにマット・シャープ聴く。
THE RENTALS!
このポップセンス好きだなー。

2011年5月14日土曜日

突然、まわり道。

ここのところ取りかかっている仕事のラスト1枚。
自分が見積もっていた予定よりも時間がかかっている。

ざっと、この絵の完成までの作戦を立て、描きはじめる。
夜までかかる。

ほぼ、完成というところ、突然別の構図思いつく。
一応描いてみる。
約2〜3時間の格闘の末、やめる。
あまりに衝動的すぎた。

ふたたび、ほぼ完成の絵に戻り、無事完成。

回り道してわかることもある。

2011年5月12日木曜日

雨のいちにち

















雨。
ずっと。

しとしとしとしと……


昨日からの絵のつづき。
勘、完全に取り戻す。
感覚でぐいぐい進む。

途中でお電話が数本。

絵を描いて、ごはん、
絵を描いて、ごはん、
絵を描いて、24時少し手前に今日は終了。

それから、お風呂にゆっくり浸かって、
少しお酒を飲んで、レコードを聴く。
眠る前の幸せなひととき。

2011年5月11日水曜日

ふしぎ

最近描いてなかったタッチで描こうとしたら
うまく描けなくなっていた。
だから、ここ3日間くらいずっと悶々としていた。

何枚も失敗。
何枚もパネルに水張り。
その他のタッチで試したり。
でも、「いや、あのタッチだろう」と頭のどこかで鐘が鳴る。

もう腹をくくって、うまく描けても描けなくても
決めた方を向いて手を動かした。

ちっとも楽しくなくて、良いものが描ける気もしなくて、
とても義務的で、嫌々な気分。
カット程度の小さい絵に朝から夕方までかかっても
仕上げられないほど筆が重い。

だが、何かの拍子に「ぽんっ」と勘を取り戻した。
どん底から一気に上がった。
否定が肯定になった。

絵を描くってふしぎ。

2011年5月10日火曜日

リセット

ブラウザ、Safariが重い。
リセット。
なんとなく軽くなった気がする。

とりあえず、ブログ投稿画面に「おまちください」の
グルグルマークが出なくなった。


連休明けの昨日は、電話がたくさん鳴った。
急げ、急げ。

2011年5月9日月曜日

夏日


暑い。夏日だそうな。
振り回すなあ。

お昼から国立でバンドのスタジオ練習の日。3時間。
バンドの日は仕事お休み。
よっぽどのことが無い限り。
よっぽどの時はバンドをお休み。

練習終わって外はまだ明るい。
どこかに遊びに行きたいなあと思いながら
夕方少し手前に帰宅。
猛烈な空腹の為、買い食いをしてしまい
夕飯前なのに反省。
ギターを弾いて鼻歌少々。


仕事は予定より少し遅れ気味なので
月曜から集中して取りかからなくちゃ。

2011年5月7日土曜日

朝のノック

























朝食を食べて、朝の雑用などをしていると
ノックの音がして、注文してあったレコードが届いた。
J・マスシスのLP。

まずは、ナイス・アートワーク。
そして2つ折りのジャケット。
さらに、カラーレコード。

カラーだと少しテンションが上がる。
雑用さっさと片付け、さっそく聴く。
あー、いいわ。
アコースティック中心なんだけど、ピンポイントでJ・マスシスの
エレクトリックギターソロが入る。あの感じで。
アルバムの完成度も高いと思う。

最近CDをあまり買ってない。
ほとんどがレコード。新旧問わず。中古も新譜も。
物としての美しさを感じる。LPには。

ここ1年くらいリリースのはほぼMP3コードが同封してあるから、
データ・ダウンロードができるのでiPodなどで聴く場合も問題ない。
今回のにも入っていた。

まあ、古いのは無理だけど。。
でも、古い音楽ほどレコードとの相性はいいんだよね。絶対に。

ともかく、古くても新しくてもレコードの音はやっぱりいいな。

今の仕事が一段落したらまたレコード選びに出かけよう。
学生の頃にお金がなくて買えなかったものを
今、ちびちび買う幸せ。


2011年5月6日金曜日

こどもの日

くもり。

近所でランチをして、花屋さんで花の手配。
和菓子屋さんで、かしわ餅を買い、
家に帰って、珈琲をいれてもぐもぐ。

「さて。」と、机に向かい筆を持つも今ひとつ集中できず。

ほとんど描けぬまま、
夜、下高井戸シネマにて映画を2本。

明日はしっかり絵を描きたい。
ぐぐーっと潜りたい。
小さき姫の世界。

2011年4月30日土曜日

GW的な敵

GW前のいくつかの仕事の納品を無事終えた昨夜は
新宿にて飲み。

さて、今日は机の上を一旦片付け。
気分の切り替え。
次は、GW明けの納品。
気を引き締めて、
気分がGW的なものに冒されないようがんばりたい。

夜、東中野で食事。

ん……?

昨日といい今日といいなんだかすでにGW的なものに
冒されているような気がする。

2011年4月28日木曜日

デイジー、阿蘇へ!

まじょのデイジーの原画が熊本は阿蘇で展示されます。

僕も行ったことのない九州地方。
阿蘇は雄大な自然が広がっているという。
デイジーたちのまじょの森がそこにあるかもしれない。
スカーフを巻いた黒い鳥が飛んでいるかもしれない。

お近くいお住まいの方は是非!
美術館内も森のようになっているようです。
僕も今抱えている仕事が落ち着いたら遊びに行きたいと思います。


まじょのデイジー原画展@阿蘇

2011年4月26日(火)~7月3日(日)
Open:10:00~17:00(入館は16:30まで)
月曜休館(月曜日が祝日の場合は翌火曜日が休館となります)



阿蘇白水郷美術館
〒869-1504
熊本県南阿蘇村一関1247-1

TEL 0967(62)8200 FAX 0967(62)8211

吹きさらし

朝からずっと風が吹きっぱなし。
真夜中3時すぎても吹きつづけている。

作業は昨日からの続き。
この絵に関しては、昨日はまるきし駄目だった。

今日は、、何枚か失敗。

夕刻手前、筆、やっと進みはじめる。
描いて描いて、ごはん食べて、
描いて描いて、日付けが変わり、描き終える。

ふぅぅぅ。


描き終えた瞬間の、「よし。」という感覚が
また次の絵へと向かわせるのだな。

2011年4月27日水曜日

まあ、ね

ちょっとタイトなスケジュールの仕事を
約束の日より早く仕上げた。

宅配便の人にできたての絵を託す。
外は緑まぶしく、天気が良い。

この調子、この調子。

次の絵にとりかかると
今度は、さっぱり進まない。
筆が。

なんとかしなくちゃと思って
描いても描いても気に入らない。
夜中の1時くらいまで続いた。

でも、もう眠る。
今日はもういい。

2011年4月25日月曜日

突風に誘われて

日曜、晴天。

馴れた街に行ってバンド練習して
馴れない街にライブ観に行った。

で、ゆっくりお風呂にはいった。

そんな、楽しい日曜日。

2011年4月24日日曜日

嵐のような日だった























朝から晩まで風強く雨強く、嵐のよう。
時折止んで晴れたと思ったら、また嵐。
おかげで昼間だというのに部屋が薄暗い。

選挙カー行ったり来たり。
雨で、拡声器がワーンとけたたましく反響し
まるで何を言っているのかわからない。

ワーン ウワーン


僕は、24時くらいまで、ずっと仕事。


2011年4月23日土曜日

土曜の昼過ぎ、雨と風とすずめ

あたらしいブログにしてから
夜、日記書くことにしていた。
でも、昨夜はレコード聴いて寝てしまった。

というわけで、土曜の昼過ぎより。
今日は雨と風。
すずめの鳴き声がすると雨がやんでいるな、と。

さて、もう一回、原稿読むか。

2011年4月22日金曜日

忘れていた

くもり&晴れ。

雲が切れると太陽光が、全てのものの色を変える。
黄色がまぶしい黄色になり、
緑色が新緑の、あの色をとり戻す。

昔描いた一枚の絵を探して、部屋中ひっくりかえす。
大変で面倒だったけど、ずいぶんとなつかしい絵も出てきて、
そういうのを見るのは恥ずかしくもあり楽しくもある。

あとはほぼPC仕事。

夕食後、録画されていたカリオストロの城を
オープニングだけ観たくて再生させたら最後まで。
「あなたの心です」「まて〜い、ルパ〜ン」まで。
観てしまう。

一日も終わりに近づき、ポストをのぞきに行くと「飛ぶ教室」が入っていた。
忘れていた。ずいぶん前に納品したから。
カニグズバーグ特集。
オマージュとして一枚描きました。
色がきれいに出ていて嬉しくなった。
一日の終わりに嬉しくなった。

2011年4月21日木曜日

おわって、はじまる。

晴れ。

午前〜午後は小さい絵を描く。
しかし、まだ「なに描こうか」という段階。
とりあえず手を動かす。
手を動かしていれば何かが描ける。
良い悪いは関係ない。

夕方、昨夜描いた絵の受け渡し。
少し体が軽くなる。

家に帰って小さい絵のつづき。

連休前は何かと慌ただしいなあ、と思いつつ
隣町に落語を聞きに出かけ る。

風がつめたい。

2011年4月20日水曜日

ひきつづき 真夜中

晴れたり曇ったり、雨。

装画の仕事、つづき。
昨晩描いたもの、とりあえず大事に置いておく。
もう1パターン描く。
だんだん楽しくなってきた。

絵を描いてゴハン食べて、
絵を描いてゴハン食べて。
今日も真夜中。

2011年4月19日火曜日

真夜中の雨の音

くもりの日。
朝からどんより暗い空。

午前、作品管理の雑務やメール連絡など。
その後、昼食をはさんで装画の仕事にとりかかる。
いかに物語の持っている独特の空気をまとわせるか。
進め方、しばし悩み、描きはじめる。

途中、電話が2件。

夕食を食べ、再びとりかかる。
気付けば真夜中2時半すぎ。
今日はこの辺まで。

外は雨が降っていたのか。

2011年4月16日土曜日

もうすこし転がるか

ここ数日進めている仕事、
まだ序盤であるが、ちょっと絵が固いか。
いや、そんなこともないか。

序盤ゆえに判断がむずかしい。
突然のモヤモヤ。

時間にゆとりはあまり無いけれど
離れたり、近づいたりしてみよう。

2011年4月15日金曜日

風にあたる

昼食は近所の蕎麦屋。
つめたい蕎麦は、身体が掃除されたような気分になる。

午後はちいさい絵。
個人的なもの。

昔つくった数種類のポストカードをひっぱり出す。
ひさしぶりに見た絵。
「こんなのも描いたっけなあ」
と眺めつつ、数種類をバッグにつめる。

そして、転がるように仕度して外出。



夕方の風、春の風。
風にあたりながら、自転車を駅まで漕ぐと
ロータリーは桜の吹雪であった。


2011年4月14日木曜日

四月半の昼光

午前中、机まわりを少し整理。

昼前に、宅配便が届く。
中身は「詩の本」の色やレイアウト確認用。
四月も真ん中あたり。
あたたかい、空が青い。
なんという青か、ってくらいきれいな青だ。

昼食後、「詩の本」の諸々をチェック&連絡し、
夕食まで「短編集」の絵に取りかかる。