2014年8月25日月曜日

usaginingenと画家と夜の映画館

 


小豆島、東京と続くnakaban + 植田真 の幻灯ライブが
神戸、旧グッゲンハイム邸で行われます。

旧グッゲンハイム邸は、神戸・塩屋にある西洋館。
塩屋は、海と山が近く、細い路地のたくさんある古き良き町。
そんな塩屋のシンボルのように建つ旧グッゲンハイム邸。
こういう場所でライブできるのは本当にうれしい。
http://www.nedogu.com

対バンは、こちらも映像と音楽、
ドイツ・ベルリンを拠点に活動し、
9月から全国ツアーがはじまるusaginingenさん。

夜のはじまり、秋のいりぐち、光と影、
そして、音楽と映像に彩られる西洋館で
面白いライブになると思います。
大人のみなさん、こどものみなさん(中学生以下は無料)、
どうぞよろしく。


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「usaginingenと画家と夜の映画館」

 act:
 
usaginingen

 nakaban+植田真

 日時:2014年9月19日 (金) open 19:00 start 19:30

 会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)

    〒655-0872 神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17

 料金:予約 2,000円 当日 2,500円(中学生以下は無料)

 主催:usaginingen

 共催:塩屋音楽会


 予約・問い合わせ:旧グッゲンハイム邸


 TEL : 078-220-3924 FAX: 078-202-9033

 E-mail : guggenheim2007@gmail.com

 * ご予約送信の際に、ご希望の鑑賞日、お名前、電話番号、枚数を明記下さい。

  こちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。


その他の詳細はコチラ





2014年8月20日水曜日

つきが いちばん ちかづく よる


新刊絵本のおしらせ。

竹下文子 作 / 植田真 絵
岩崎書店


「雨ふりマウス」以来となる竹下文子さんとの絵本。

雨ふりマウスが出版されたのが2000年だから、
14年ぶりにご一緒させていただいたということになる。
雨ふりマウスは、僕が児童書の仕事で一番はじめに携わった本。
絵本ではなく読み物なのだが、児童書の仕事をするきっかけに
なったような本だ。
時間が経ち、再び一冊の本を作らせていただけるというのは本当に嬉しいこと。

「つきが いちばん ちかづく よる」は、猫が登場する絵本。
リズムを刻むように、猫が軽やかに歩いているように、テンポのよい言葉。
月の光もうつくしく、だんだんと秋の気配が漂いはじめてきたこの頃、
手に取っていただけると嬉しいです。

2014年8月19日火曜日

仮面行列 後記


スズキコージさんと一緒に行った熊本と佐賀での仮面行列を無事終えて帰宅。

山鹿(熊本)での仮面ワークショップは、
酒蔵として使われていた天聽(てんちょう)という蔵で行われた。
コージさんとライブとトークののち、仮面作り。
参加者のみなさんは、自分の面をがしがし作っていて大盛況だった。

夕暮れ近くなる頃、作った仮面をかぶって、
お祭りの熱気に湧く山鹿の町を練り歩く。
山鹿は、八千代座をはじめ、昔ながらの家や建物がまだ多く残る
とても雰囲気のある町並み。

夜は、夏の闇を山鹿灯籠が妖しく美しく舞っていた。



佐賀でのワークショップもコージさんのろうけつ染めが天井から
たくさん垂れ下がり、鳴り響くジプシー音楽に乗って
参加者みな夢中になって仮面作りをしていた。

そして、出来上がった仮面をかぶって、
子どもの本の専門店「ピピン」までパレードし、
仮面行列はフィナーレとなった。


その後、ご好意で蓮池のお堀で船に乗せてもらったのだが、
船を漕ぐ水の音と、風にのって漂う蓮の薫りがとても心地よく、
まるで映画のような美しい夕暮れの時間だった。



3日間、天気予報では雨だったけれど、
見事、雨をくぐり抜けるように天気に恵まれ大盛況で終えた。
来年で10年を迎えるこのようなイベントが、
いつまでも続いたら楽しいだろうと思うのだけど、佐賀は今年で最後。
そして、熊本は来年で最後とのことで、とても残念。
しかし、このような動きは、また何か次へのアクションのきっかけに
なるのだと思う。
そういう強いものを九州の人たちとの時間で感じた。
そして、その流れの中に加わることができて光栄だった。


さて、最後になりましたが、
サポートしてくださった江藤さんをはじめ風吹きガラスのみなさま、
子どもの本屋ピピンのみなさま、その他スタッフのみなさま、
山鹿&佐賀でお世話になったみなさま、そして、コージさん、
本当にありがとうございました。

それでは、またお会いする日まで。

2014年8月13日水曜日

9月の展覧会のおしらせ


9月の展覧会のおしらせ。
小豆島でご一緒したnakabanくんと2人展。
東京・西荻窪のURESICAにて。

2人展って、なかなか難しいからそうそう簡単にはできないけど、
今回は縁あって、やらせていただくことになりました。
この企画が決まった当初はどうなるのか予測もできなかったけど、
今では、すっかり楽しんで準備にとりかかってます。

2人展ならではの展示になればと思ってます。


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nakaban / makoto ueda 
夜明けまでにはまだ時間がある。

2014.9.4.thu 〜 22.mon
open 12:00 〜 20:00
会期中、火曜休み

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9月6日(土)17時〜、小豆島でも行った幻灯とギターのライヴ、
「遠い町の食堂で聴いていたラジオのように」も行います。
※現在キャンセル待ちのようです。ウレシカ電話:03-5382-0599


ウレシカ
東京都杉並区西荻北2-27-9
TEL:03-5382-0599

仮面でパレード!


あいかわらずの暑い日々。
イベントのおしらせ。

8月16日&17日、スズキコージさんと熊本&佐賀で仮面行列。
(16日は熊本・17日は佐賀)
みんなで仮面をつくってパレード。

16日、熊本(山鹿)では山鹿灯籠というお祭りがあるそうで、
女性が灯籠を頭にのせて街を舞い踊る、代々続いているお祭りだそう。

子どもの頃は、夏休みとなれば花火大会があったり、
毎晩お祭りの太鼓の練習があったり、新しい半被をおろしてもらったり、
夏祭りの存在感というのが日常の中にかなり強くあった。

東京に出て、地元の祭りから離れてそういう感覚が薄れてしまったたけれど、
夏になると、どきどきしてしまうのは、やはりあの頃の印象が記憶の中に
強くあるからだろうな。

というわけで、パレードありお祭りありで、
暑そうだけど、夏ならではのこの感じ、楽しみたいと思います。


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<仮面行列イベント詳細>
8月16日(土)13:00~17:00
天聽の蔵 大蔵にて
参加費 1,000円(親子で1つの仮面を制作。仮面1つ追加につき500円)
 
持ってくるもの:ふで、パレット、はさみ、ひも、布など仮面につけたいもの

申し込み方法:FAXにて住所・参加者氏名・子供の年齢・電話番号を記入のうえ、
風吹きからす(0968-43-0874)まで

          
https://www.facebook.com/tenchounokura



2014年8月5日火曜日

小豆島記


nakabanくんとの小豆島でのライブも無事終えて帰宅。
はげしく降っていた雨も、イベント前にはやんで
予定通り外での上映&演奏となった。

夏の夕暮れから夜へと移る、夏特有のあのわくわくする時間帯から
気づけばすっぽりと夜につつまれていた今回のライブイベント。
目の前に映し出されるnakabanくんの絵と、外ならではの光の変化と、たまに通る人や車。なんだかみんなで昔の映画を夕涼みがてら見ているような親密な時間だった。

蔵の白壁に映し出されていくnakabanくんの絵は、
くるくると表情を変えるたびに記憶のいろいろに繋がって、
とても心地よかった。

僕は、とても好きな旅の記憶のひとつ、
グラナダの小さな広場で聴いた、地元学生の吹奏楽団の演奏会を
ふと思い出したけれど、これってまさにnakabanくんが付けた
今回のイベント名「遠い町の食堂で聴いたラジオのように」みたいだな。
旅を多くしているnakabanくんが醸し出す特有の空気感が絵からも伝わってくる。

さて、nakaban くんとのライブは、9月6日に東京・西荻窪ウレシカ、
9月19日、神戸・塩屋の旧グッゲンハイム邸へと続く。
また近々情報上げていきます。


島滞在中、雨が多かったけれど、そのおかげで涼しくもあった。
島を巡ったり、お祭りをみたり、樹齢1000年のオリーブの大木を見たり、
散歩をしたりと充実していて楽しい、はじめての小豆島だった。

最後になりましたが、
島に降り立った時から島を出る時までお世話になりました柳生照美さん、
運営してくださった磯田さんをはじめメイパムのみなさま、
滞在中、島を案内してくれたサウダージ・ブックスの浅野さん、
そして、nakabanくん。
本当にいろいろとお世話になりました。
ありがとうございました。