新刊絵本のおしらせ。
竹下文子 作 / 植田真 絵
岩崎書店
「雨ふりマウス」以来となる竹下文子さんとの絵本。
雨ふりマウスが出版されたのが2000年だから、
14年ぶりにご一緒させていただいたということになる。
雨ふりマウスは、僕が児童書の仕事で一番はじめに携わった本。
絵本ではなく読み物なのだが、児童書の仕事をするきっかけに
なったような本だ。
時間が経ち、再び一冊の本を作らせていただけるというのは本当に嬉しいこと。
「つきが いちばん ちかづく よる」は、猫が登場する絵本。
リズムを刻むように、猫が軽やかに歩いているように、テンポのよい言葉。
月の光もうつくしく、だんだんと秋の気配が漂いはじめてきたこの頃、
手に取っていただけると嬉しいです。