トーン・テレヘンさんの本と出会ったのは、
僕が勤めていた会社を辞めてフリーランスになった27歳の頃。
あれから、もう18年経つんだな。
すっかり日焼けしてしまったテレヘンさんの本を
ずっと大事に繰り返し繰り返し読みつづけてきた。
僕にとって一つの “ 指針 ” となっている本。
そんなテレヘンさんの日本語翻訳版の挿絵の依頼が来た。
信じられないような気持ちだ。
テレヘンさんの描く世界を絵にするのは正直とてもむずかしい。
奥深く、可笑しくて、時々心細くなって、やさしくて、
寄り添いたくなる。
僕が絵を担当した「リスのたんじょうび」(野坂悦子・訳/偕成社)の
原画展が、現在、出版に先駆けて青猫書房にて開催してます。(〜10/1まで)
「リスのたんじょうび」についての詳細はまた後日改めて。
ひとまずは原画展のおしらせ。