装画の仕事。
『書店主フィクリーのものがたり』早川書房
ガブリエル・ゼヴィン/著 小尾芙佐/訳
装幀/早川書房デザイン室
ある日、幼い女の子が
捨てられていた。
そして彼女を育て始めた
偏屈な店主は、
人を愛する心を知っていく
(帯より)
タイトルの通り、島の書店主、そして一軒の書店を中心に起こる物語。
読みはじめたら一気に読んでしまった。
各章の前に、書店主フィクリーによる『リッツくらい大きなダイアモンド』や
『バナナフィッシュ日和』など、実在の短編についてのコメントがある。
読み進めるうちに、このコメントの意味するところがわかってくるのだが、
やはり読んだことのある短編が出てく ると面白さが増す。
読後、本屋に行ってじっくり本を選びたくなった。
ぜひ!