児童書の仕事。
『森ねこのふしぎなたね』ポプラ社
間瀬みか/作 植田真/絵
第五回浜松市主催「森林のまち童話大賞」大賞受賞作。
タツキは学校の帰り道、大きな銀杏の木の下で、
みどり色の子ねこ“森ねこ”出会う。
森ねこにもらったふしぎな種。
家に帰って鉛筆の上に置いてみると……
やわらかく親しみがもてるような空気感が出ればいいなと
色鉛筆で作画。
物語の中に出てくる“木”も色鉛筆でがりがり描くのが、
このおはなしの雰囲気には合っているような気がした。
「森林のまち童話大賞」は僕の地元が主催している賞。
今回、その賞の大賞を受賞された間瀬みかさんのおはなしに絵を描いた。
自分が生まれ育った場所と、こうやって仕事として関わり合うことが
出来たのもなんだかよかった。
ユーモラスで想像力掻き立てられる楽しいお話。
ぜひ!