装画の仕事。
「ぼくは数式で宇宙の美しさを伝えたい」
クリスティン・バーネット
永峯涼・訳
角川文庫
カバーデザイン:大原由衣
自閉症と診断されたジェイコブくんは
後に天才的な物理数学者へと開花する。
医療的側面から、将来的にコミュニケーションをとることがむずかしいと
診断されつつも、最後まで自分の息子を信じつづけた母親の手記。
「自閉症」「物理数学者」というキーワードだけでなく
子供を持つ親としてもとても考えさせれ、
人が人と関わっていく中で生まれる可能性というものにも
深く深く考えさせられる、
すばらしい一冊でした。