2013年8月7日水曜日

Rocca Rails / Road Art



先週末、暑い暑い毎日から少し抜け出して、札幌へ。

イラストレーションを担当したカードゲーム「Rocca Rails」。

今回、札幌のスクランブル交差点を歩行者天国にして、巨大なRocca Railsを並べ、
その上を子どもたちが電車ごっこをしながら行進するロードアートに
音楽を担当する Rocca Rails Band(ピアニカ/ジャンベ/ベース/ギター)の
ギターとして参加させてもらった。

もともとはゴールデンウィークに開催される予定だったけれど
その時は、あいにくの雨でやむなく中止。
今回はリベンジ。


8月4日の札幌は青い空と爽やかな風。
封鎖された交差点の中を子どもたちが電車となってロッカレイルの上を進む。
そのまわりで、歩いたり立ち止まったりしながら
Rocca Rails Bandは1時間ほど演奏。

すごく解放された気分で、
すごく気持ちよかった。

今回のように、一つのプロダクトが完成して終了ではなく、
街ぐるみでの様々な展開を見据えた上で、
大人から子どもまで様々な人間が関わり、繋がって、
またそこから次へと派生し、それを思いっきり楽しむ。
とても視野の広い考えかた&作りかた&楽しさである。

僕はいちイラストレーターとして参加させてもらったわけだが、
こういうことにもっと関わっていけたら面白いだろうなと痛感した。

今回の企画で出会った多くの人たちからたくさんの刺激をもらい、
参加させてもらったことに感謝。素晴らしいイベントだった。

あー、楽しかった!

























・Rocca
・まほうの絵ふで
・札幌マイレイルプロジェクト

暑い毎日


















ずいぶんと更新が滞ってしまいました。

7月のシーモアグラスでのイベント(「はじまりはシーモアグラス 荒井良二+植田真」)も一ヶ月も前のことだとは。

久しぶりのシーモアグラスは、久しぶりの人たちに会えてなんだか少し時間が戻ったような気がした。あの地下街もお店の扉も、壁も床もいろいろに「ひさしぶり。」だった。

荒井さんとのイベントは、いつも即興性の強いもの。即興だと、毎回その日のその時になるまで何がどんな姿で現れるのかわからない。だから、楽しい。
今回は、荒井さんのコラージュのように繋いでいく言葉と絵、時々歌。僕はギターや鉄琴、ブラシや鉛筆などを使っての音、それらが混じり合って生まれたもの。

そして、見に来ていた人たちの反応。
なんだか、暖かくて気持ちのいい空気が流れていた。

写真はコチラ
はじまりはシーモアグラス 荒井良二+植田真


そんな久しぶりのシーモアグラス。
ちなみに、500部限定の私家本「落日と風のこと」(サイン入り)も置いてもらっている。
こちらも少しずつ取扱店が増えてきた。
詳細:http://www.silentphase.com/b.html


いやー、それにしても暑い毎日。
夏は好きだけど。
暑い。




2013年6月19日水曜日

気配を描く 絵と音の即興


台風3号が日本列島に接近し、てっきり雨が降るだろうと思っていた
六月十二日の水曜日、蓋を開けてみれば夏のようにギラギラした太陽と
熱を帯びた風が吹いていた。

神戸芸術工科大学、マザーツリーの見守る中、
同大学の教授であり画家の寺門孝之さんと、
チョイス大賞当時から付き合いのある編集者の吉田宏子さんとトーク。
絵のことを中心に、さかのぼれば高校の頃のボート部のことから
はじめてのデッサン、学生時代、音楽、映画、現在に至るまでの様々な話。

そして、単独では初となるライブペインティングは、
絵を描きながら、同時にギターの音を少しずつ重ねていき、単音から和音へ。
そこへ、まだ知り合って間もない神戸芸工大の2人の学生、
大道一輝くん(ベース)と長松朋美さん(ドラム)にも、手作りパーカッションや
鈴の音、ベースやドラムスで参加してもらい、即興で音楽を構築して行く。
絵が仕上がる頃、交差していた音達が合流し、バンドサウンドへ。

自分の鳴らす音、相手の鳴らす音、太陽、影、風、葉の音、
巨大なレコードジャケットのような1800×1800mmの画面を擦る音、
垂れ流れていく絵の具、そういう様々なものが交ざり合った約1時間半。

1800×1800mmというサイズはこれまで描いた絵の中で一番大きい。
でも、不思議といつもと変わらぬ感覚で描いていた。
描き終わった後も、もっと大きなものも描ける気がした。

外で楽器を鳴らしながら緊張感から徐々に開放感へ、
バラバラと混在していたものが、同居し一つの空気を作り出す
なんともいえない気持ちの良さ。
なるほど、ライブペインティングとはこういう感覚か。

きっと今回はもの凄くめぐまれたシチュエーションなんだと思う。
とにかく気持ち良くて楽しかった。
いろんなシチュエーションのライブペインティングがあって
そこにはまた違った面白さや発見があるのだろう。
これは是非とも近いうちにまたやりたい。


寺門さん、吉田さん、
サポートしてくださった神戸芸術工科大学の方々、
そして、見に来てくれて最後まで見守ってくれたみなさま、
本当にどうもありがとうございました。

また是非!




2013年6月2日日曜日

TALK and PAINT and SOUND


















神戸芸術工科大学ビジュアルデザイン学科特別講義

植田真/「気配を描く〜絵と音の即興」

2013年6月12日(水)14時50分〜17時50分

神戸芸術工科大学
屋外特設スペース(雨天の場合/体育館)
申し込み不要・聴講無料

<TALK>
聞き手:吉田宏子/編集者・ハモニカブックス発行人
進 行:寺門孝之/画家・神戸芸術工科大学ビジュアルデザイン学科教授


上記の日時、神戸芸術工科大学にてトークとライブペインティングを行います。
はじめての単独でのライブペインティングです。
そもそもここまで大きな絵を描くこともはじめてです。
さらに、ライブペインティング中にギターの音を少しずつ重ねつつ
音楽も構築しようという計画です。

全てがはじめてなので、どうなるのかわかりませんが、
その時間のいろんなものをグッと固めて何かが生まれればいいなと思ってます。
諸々ひっくるめて楽しんでいただけると幸いです。

ご興味ある方は是非お越し下さい。
一般の方もOKです。



神戸芸術工科大学
〒651-2196
兵庫県神戸市西区学園西町8-1-1
ビジュアルデザイン学科
tel. 078-794-5051(事務室)

2013年5月25日土曜日

はじめのはじまり


















原宿にある絵本の読める喫茶店「シーモアグラス」。

15年ほど前、荒井良二さんに連れてきてもらったのがはじまりだと記憶している。
ここではじめて個展をしたのは、僕が3年間勤めていたデザイン会社を辞め、
フリーのイラストレーターとなった2000年の4月。

喫茶店シーモアグラス(see more glass) という名前が、サリンジャーの短編作品
「バナナフィッシュにうってつけの日(A Perfect Day for Bananafish)」の
グラース家の長男、シーモア・グラース(Seymour Glass)からきているのだろう
と思い、この時の個展タイトルは「A Perfect Day for Bananafish」とした。

そして、それから2004年5月までの間に計6回、シーモアグラスで展示をした。

そして、今年の6月。
シーモアグラスと関わりのある作家さんたちと一緒に
実に9年ぶりにこの空間で作品が展示される。
「はじめのはじまり」展。

僕にとっていろいろなはじまりの場所でもある喫茶店でのひさしぶりの展示。
今回描き下ろした作品タイトルは「Seymour Glass」。
ひさしぶりに「バナナフィッシュにうってつけの日」を読み返しました。

どうぞよろしくお願いします。


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手から手へ はじめのはじまり

青山友美/荒井良二/植田真/かとうまふみ/
たんじあきこ/どいかや/松成真理子/山本孝

6/2(日)〜7/19(金)土曜休み
臨時休みはHP、twitterにて。アカウント@seemoreglass96

カフェ シーモアグラス
〒150-0001 渋谷区神宮前6-27-8京セラビルB1F 03-5469-9469
営業時間14時〜19時(金曜21時まで)

企 画/たんじあきこ+seemore glass
DMイラスト/荒井良二

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尚、この展示は現在東京ちひろ美術館で巡回展が行われている
「FROM HAND to HAND 手から手へ展」と関連した企画展でもあります。

「手から手へ展」は昨年ヨーロッパで巡回した展覧会ですが、
日本巡回展からは新たに多くの日本の作家さんが加わり
とても見応えのある展覧会となってます。

僕も作品2点参加してます。
ヨーロッパ展の時に売れてしまった1点は原画ではなく複製となってますが、
最初は複製だと気がつかなかったほど、原画に近い形で再現されていました。
というわけで、こちらもよろしくお願いします。


「FROM HAND to HAND 手から手へ展」


さらに各地で、「手から手へ展」と関連した企画展が色々予定&開催されています。
http://handtohand311.org/exhibitions/related-events.html








2013年4月21日日曜日

Rocca Rails


















平面なのに立体に見える六角形のカードゲーム“Rocca”。

この度、この“Rocca”の新作「Rocca Rails」(ロッカレール)の絵を担当し、
先日完成品が僕のところに届いた。

カードに描かれた列車や線路、木や山や人、
これらひとつひとつを今年の寒い冬の間、僕はこつこつと描いていた。
こうやって春になってきれいな青いトーンにまとわれて
完成したのを見ながらなんと感慨深いことか。

僕がこのロッカレールの絵を描くに至る経緯は
単純なようで、いざ説明するとややこしいので割愛しますが、
8年ほど前の新宿の沖縄居酒屋で、
ある人物との出会いがそもそもの発端である。

しかも、その人物とその居酒屋で話した内容は
“Blue Box”というギターエフェクターについてであり、
今回のロッカとは全く関係のない話だったから
ホント何がきっかけで繋がるかわからない。

そして、それが何年もの時間を経て形になったのだからより感慨深い。

さて、もう店頭に並んでいるのかな?

ちなみに、現在、僕の個展が開かれている吉祥寺のトムズボックスでは
入荷されているようです。

僕もさっそくプレイしてみよう。





ロッカについての詳しい情報は下記サイトにて。

ブログにも制作の様子がアップされております。




2013年3月30日土曜日

WINDOW

4月1日からはじまるトムズボックスでの展示「WINDOW」。

今回は、描き下ろし作品に加えて、限定本「落日と風のこと」(シリアルナンバー入り)の販売があります。

さらに、毎回ゲームの面白さもさることながらデザイン的にも美しいカードゲーム「Rocca」シリーズの新作、僕が絵を担当した「Rocca Rails」が4月上旬に発売。
こちらは、現時点ではサンプル版のみですが、会期中には入荷予定です。


いつものことだけど、今回もホントぎりぎりまで制作して、なんとか搬入前日まで漕ぎ着けました。

まだ少し準備が残ってますが、とりあえずはひと段落。